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琥珀
41x31.5x11mm 6.966g
(バルト海沿岸産)
化学式: C40H64O4
*琥珀とは、太古の樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したものです。昆虫が内包されたものもあります。
主要産地はバルト海沿岸であり、その他、ドミニカ、ミャンマー、ルーマニア、イタリア、日本(久慈)等でも採れます。琥珀は、熱すると150℃で軟化し、250〜300℃で溶解する性質を持つ事から、再生コハク
(アンブロイド)も流通しています。 |
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パイライト クラスター
54x40x41mm 138g
化学式: FeS2
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タンザナイト 原石
10x7x6mm 0.9g
(タンザニア・アルーシャ州ウンバ バレー産)
化学式: Ca2Al3(Si2O7)(SiO4)O(OH)
*ゾイサイト(灰れん石)という鉱物の中の一つです。原石は、不透明な青紫色ですが、これを熱処理すると、透明感のある青紫色に変わります。青紫色の要因は、微量のバナジウムに因るものです。タンザナイトは、1967年タンザニア、タンガニーカにて、地元の仕立屋マニュエル・ド・スーザにより発見されました。その後、数々の人々を経由し、ティファニー社が発見地の名に因み「タンザナイト」と命名しました。その結果、この宝石が広く世に知れ渡る事となりました。 |
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砂漠の薔薇(ローズセレナイト)
30x25x20mm 11.9g
(メキシコ産)
*砂漠のバラは、石膏(CaSO4・2H2O)のタイプと、重晶石(BaSO4)のタイプがあります。上の写真は石膏のものです。以前オアシスだった場所で見つかります。これは、溶け込んだ鉱物の成分が乾燥し結晶化されるときに形成されます。 |
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ラピスラズリ 原石
27x21x13mm 8g
(アフガニスタン産)
化学式: (Na,Ca)8(S,SO4,Cl)2(Al6Si6O24)
*ラピスラズリの鉱物名はラズライトといいます。青色の原因はイオウです。それが過剰に存在すると、鉄と結合し黄鉄鉱を形成します。上の写真の金色部分が黄鉄鉱です。白色の部分は方解石です。黄鉄鉱のみ含んでいるものが重宝されています。そして、ラピスラズリは、その他鉱物、ラズライト、ソーダライト、アウイン、ノーゼライトなどの複数の鉱物の集合体です。なお、ラピスラズリは藍色の絵の具の材料としても、古くから利用されています。 |
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スペサタイト ガーネット
23x17x9mm 5.2g
(パキスタン産)
化学式: Ca3Al2(SiO4)3
*大変鮮やかで美しいクリスタルです。名前の由来は、西ドイツのバイエルン州(ババリアとも云う)・スペサート地方(現在のミュンヘン)から。 |
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リチア輝石(クンツァイト)
60x25x16mm 24g
(Urucum Minem, Brazil)
化学式: LiAlSi2O6
*リチア輝石は、リチウムの原料となり、脱酸素剤や電池などに利用されます。色は、緑色、紫色、灰色、白などで、緑色のものはヒデナイト、紫色のものはクンツァイトと呼ばれます。透明で質の良いものは宝石に加工されます。上の写真は、ライラックピンクが美しい宝石質のクンツァイトです。主成分はリチウム、アルミニウム珪酸塩です。クンツァイトは、1902年に鉱物学者のG・F・クンツが発見しました。 |
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硫砒鉄鉱(Arsenopyrite)
33x31mm 40g
( 中国・湖南省
瑶崗仙「Yao Gan Xian」産 )
化学式: FeAsS
*銀色のメタリックカラーが大変印象的な鉱石です。しか〜し! 綺麗な薔薇には刺があるように... 硫砒鉄鉱は、雄黄や鶏冠石などとともに、ヒ素(毒)の主要な原料になります。 |
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セレスタイン(天青石)クラスター
110x60mm 492g
(マダガスカル産)
化学式:SrSO4
*ストロンチウムの硫酸塩鉱物。空青色のものが多く産出されますが、無色や白色の天青石も存在します。マダガスカルでは、球状の岩石内部に結晶が群生している天青石が採れ、人気の鉱物となっています。この天青石は、大変綺麗で高品位ものなので、気に入っております。 |
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インペリアルトパーズ
20x5.75x5.0mm 1.7g
(ブラジル産)
化学式: Al2SiO3(OH)2
*多様な彩りを持つトパーズの中で、ブラジルのミナス・ジュライス州オーロプレト付近で産出されるライトブラウン系のインペリアルトパーズ(黄玉)が最高級の宝石とされます。トパーズには、2種類のタイプが存在します。一つは世界中で多く産出されるFタイプ(フッ素)、もう一つは、OHタイプ(水酸基)です。インペリアルトパーズは、このOHタイプに属します。 |
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ラリマ− 原石
27x38.5x28mm 38g
(ドミニカ共和国・サントドミンゴ市バラホナ産)
化学式: NaCa2Si3O8(OH)
*ラリマー(ペクトライト)は、ドミニカ南部のバオルコ村周辺でにみ採掘されます。1974年に米国の地質学者ノーマン・ライリングが発見しました。語源は、地元の宝石商ミカエル・メンデスの娘の名(ラリッサ)の「ラリ」とスペイン語の「マール」(海)に由来します。 |
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翠銅鉱結晶
39x29 28g
(Altyn-Tyube, カザフスタン産)
化学式: NaCa2Si3O8(OH)
*翠銅鉱(ダイオプテーゼ)は、透明な緑色をした鉱物であり、最初にカザフスタンで発見された時は、エメラルドに間違われ、ロシア皇帝に献上されたそうです。語源は、「透かして見える」という意味のギリシャ語に因ります。なお、本標本の母岩(マトリックス)は、カルサイトかと思われます。 |
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グリーンアポフィライト (魚眼石)
60x45x35mm 63.3g
(インド・マハラシュトラ州ラウリ町産)
化学式: KCa4(Si4O10)2(F,OH)・8H2O
*グリーンアポフィライトは、2001年にインドで発見された新しいタイプの魚眼石です。産出は非常に稀少であるため高価です。この標本は、2004年5月1日から大阪で開催された「第10回
石ふしぎ大発見展」にてインドのディーラから購入しました。 |
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ピンクカルサイト(方解石)
68x27x18mm 62.8g
(Nuevo, Leon, Mexico)
化学式: CaCO3
*カルサイトは、文字などを透かして見ると、二重に見えます。色は、純粋なものは無色ですが、鉄分を含むと黄色、マンガンが入るとピンク色となり、他にも灰色や緑色、青色などのものがあります。また、紫外線を当てると光る事でも知られています。上は、太陽光で、下は紫外線照射での撮影です。 |
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瑪瑙(メノウ)
25x47x24mm 26.8g
化学式: SiO2
*瑪瑙は、微細な石英の結晶が塊状になったものです。内部に水が入ったものもあります。白と黒のメノウはオニックス、あるいはカメオと呼ばれ、彫刻の材料になります。赤と白のメノウはサードニックスと呼ばれ、8月の誕生石の1つです。 |
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人工シリコン (USA)
49x38x39mm 76.1g
化学式: Si
*珪砂等から人工的に珪素のみを高純度で精錬したものです。これが半導体の原料となります。 |
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天然硫黄
35x30x50mm 25.2g
(El Desierto, Uyuni, Bolivia)
化学式: S
*硫黄は、火山地方で多くが産出されます。各種鉱石中にも硫化物や硫酸塩の形で存在します。 |
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ゴールデンベリル 結晶
16.4x4.7x3.0mm 0.5g
(ロシア・タジキスタン産)
化学式: Be3Al2Si6O18
*ゴールデンベリルは、エメラルドやアクアマリンと同じ鉱物(ベリル)の仲間であり、特に黄色を基調とするベリルをゴールデンベリル若しくは、へリオドールと呼びます。黄色の発色の原因は、主に鉄分の影響です。ベリルは、このように六角柱状の結晶を形成するのが特徴です。一般的に、この結晶を熱処理することで水色のアクアマリンが作られます。 |
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ワインレッドカラーのフローライト
69x59mm 175g
(メキシコ・ドランゴ州ナビダット鉱山産)
化学式: CaF2
*メキシコからやって来た可愛いワインレッドカラーの蛍石です。 |
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ブラジリアナイト 結晶
16x7mm 0.9g
(ブラジル・ミナスジェライス州コンセルヘイラ ペナ近郊 産)
化学式: NaAl3(PO4)2(OH)4
*1944年に新宝石として認定されたブラジル産の稀少鉱物です。 |
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ピンクサファイア 結晶
9x4mm 1.903ct
(スリランカ・コロンネ鉱山産)
化学式: Al2O3
*スリランカジュエルさんからの頂き物です(右の標本も同様)。既に閉山となったコロンネ鉱山にて、母岩から採取されたものです。よって、レアものです。 |
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コランダム 結晶
9.5x4.2mm 1.277ct
(スリランカ産)
化学式: Al2O3
*これは、あの有名なスリランカの幻の宝石、「パパラチア」のオレンジ色を少し含む(^^;)サファイアの結晶です。この標本は、黄色が分散しているため、バイカラー
サファイアではなく、パーティカラードサファイアのカテゴリに属するものと思われます。なお、現在、市場に出回っている鮮やかなピンクがかったオレンジの宝石がパパラチアと謳われていますが、これは人工的に熱処理で着色された焼き物の石であり、殆ど価値の無いものです。本物のパパラチアに遭遇する機会は滅多に無いと考えます。 |
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サファイア 結晶
7.5x3.2mm 0.444ct
(スリランカ産)
化学式: Al2O3
*スリランカ産のサファイアの結晶です。大変珍しいサンプルです。 |
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ロードクロサイト
25x17mm 15g
(アルゼンチン産)
化学式: MnCO3
*ロードクロサイト(菱マンガン鉱)は、南米で多産することからインカローズとも呼ばれています。鉱物の形状は、菱形6面体の結晶を形成する場合もありますが、多くの場合、豆状や鍾乳状で産出します。 |
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天然ボルダーオパール
18.43x18.25x11.07mm 20.261ct
(オーストラリア・クイーンズランド州産)
化学式: SiO2・nH2O
*オーストラリア北東部に位置するクイーンズランド州で採掘される鉄鉱石の母岩付きオパールをボルダーオパールと呼びます。これは、原石を研磨したものであり、綺麗な遊色効果が確認できます。
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ブルーオパール
26x21x10mm 4.1g
(ペルー産)
化学式: SiO2・nH2O
*オパールは二酸化ケイ素(SiO2)に水が加わった(重量で3-10%)シリカ鉱物です。低温で形成されたため、鉱物としては例外的に非結晶(アモルファス)です。ブルーオパールは、いわゆる遊色効果は持ちませんが、ミルキーなスカイブルーの色合いが綺麗な宝石です。
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メキシコオパール
50x44x21mm 50g (メキシコ産)
化学式: SiO2・nH2O
*メキシコオパールは、火山の溶岩中にできます。一度固結した溶岩に珪酸分を含む熱水が作用してオパールが作られたと考えられています。主にハリスコ州のマグダレーナという所で産出します。このカンテラオパール(母岩付オパール)は、オレンジ・イエロー・グリーンの遊色が綺麗に見えます。 |
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エメラルド 結晶 (ベリル)
約8x6mm (1.60ct x 2)
(コロンビア産)
化学式: Be3Al2Si6O18
*あのクレオパトラが溺愛した宝石がエメラルドです。古代エジプトにおいて、沢山のエメラルドを産出したクレオパトラ鉱山は、すでに採り尽くされましたが、その後、スペインの征服者ピサロにより、コロンビアでエメラルドが発見されました。現在では、コロンビアが世界で最も良質なエメラルドの産地であり、産出量も世界一です。 |
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スピネル(尖晶石) 20.5ct
(ミャンマー・モゴック産)
化学式: MgAl2O4
*スピネルの名前は、ピラミッドを二つ重ねたような双晶形の結晶がとがったとげの様に見えたことに由来するとされています。スピネルは、マグネシウムとアルミニウムの酸化鉱物で、普通、コランダムと一緒に産出することが多く、ルビー、サファイアの産出地として有名な、ミャンマーのモゴック地方が主要産地です。スピネルの色は様々であり、赤、青、紫、黄、無色、黒等があります。なお、ブルースピネル関しては、スリランカ、タンザニアが主産地です。
(提供:J.STELLA) |
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ブルーサファイア 原石
13x8x7mm / 6ct
(スリランカ産)
化学式: Al2O3
*鮮やかなブルー、そして見事な照りを持ち合わせた良質なブルーサファイアの原石です。 |
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フローライト (蛍石)
29.15x27.5x17.5mm 15g
(中国・湖南省・瑶崗仙産)
化学式: CaF2
*パープルカラーと完璧なキュービッククリスタルが重なり合った姿が、正に自然の造形美の素晴らしさを我々に教えてくれます。 |
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エメラルド クラスター
53x42x28mm 60g
(コロンビア産)
化学式: Be3Al2Si6O18
*大きなサイズのエメラルドの原石です。エメラルドのグリーンは目に優しい癒しのカラーですね。 |
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ズィンカイト (Zincite)
13x19x14.75mm 7.376g
(ナイジェリア産)
化学式: ZnO
*ズィンカイト(紅亜鉛鉱)は、紅色をした六角錐状の結晶を持つ鉱石です。この標本は、炎のようなオレンジカラーのクリスタルが複雑に絡み合っています。紫外線を照射すると発光することでも知られています。
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ペリドット 結晶
9x6mm / 0.57g
(パキスタン産)
化学式: (Mg,Fe)2SiO4
*エメラルドの結晶に似た六角柱状結晶のペリドットです。
(提供:J.STELLA) |
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天然ジルコン 結晶
Diameter:16mm / 2.7g
(オーストラリア産)
化学式: ZrSiO4
*ジルコンを構成する主要元素のひとつであるジルコニウム(Zr)は、ジルコンの化学分析の結果から発見されたものです。宝石の世界では、ジルコンの持つ高い屈折率とその強い輝きの特性から、ダイヤモンドの代用石として使われて来ました。現在、ダイヤモンドのイミテーションとして一般的に使用されているキュービック・ジルコニアは、ジルコニウム(Zr)とイットリウム(Y)から造られた合成石です。
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グリーンマイカ (金雲母)
26.5x21x8mm 6.756g
(ミャンマー・モゴック産)
化学式: K(Mg,Fe)3(AlSi3O10)(OH,F)2
*雲母(うんも)は、カリウムを主成分とした珪酸塩鉱物の一つです。マイカ(mica)の名は、強い光沢からラテン語の「micare」(輝くの意)に因んでいます。雲母の結晶構造はサンドイッチのような層状になっており、薄く剥がれやすい性質を持っています。雲母の中でマグネシウムを多く含むものを金雲母(グリーンマイカ)と呼びます。
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ツァボライト
15x14x9mm / 3.2g
(タンザニア産)
化学式: Ca3Al2Si3O12
*ツァボライトは、グロッシュラー(ガーネット)の一種であり、別名はグリーンガーネットです。綺麗な緑色は、バナジウムと鉄による発色です。名前の由来は、アフリカの最高峰であるキリマンジャロの東方に位置するケニアのツァボ動物公園で、1975年に発見された事に因ります。しかし、現在の主産地はタンザニアに移っています。 |
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ルビー 結晶
14.0x23.0x12.0mm / 4.936g (ミャンマー・モゴック産)
化学式: Al2O3
*奇妙なシェープですが、艶やかなピンクが美しいルビーのクリスタルです。 |
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ルビー in カルサイト
17x20x14.5mm / 11.2g (ミャンマー・モゴック産)
化学式: Al2O3 / CaCO3
*艶やかなピンキッシュレッドのルビーと白いカルサイトの母岩のコントラストが美しい逸品です。 |
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アウイナイト (藍方石) 2.5x3.5x4.15mm 0.054g
(ドイツ産)
化学式: (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2
*貴重なアウイナイトのジュエリー・カット用のラフストーンです。鮮烈な蒼のインパクトが伝わってきます。 |
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クンツァイト 結晶 (スポジュミン)
12.5x26.5x57.0mm 40g
(パキスタン産)
化学式: LiAlSi2O6
*エンドのシェープが完全でないのが残念ですが、カラー、透明感ともに美しいクンツァイト(リチア輝石)です。クンツァイトは、垂直の線条に沿って劈開性(クリヴェージ)を持ち、線条方向から見ると不透明(ピンク)に、水平向から見ると透明に見えます。 |
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ルビー in ゾイサイト
37x31mm / 44g
(タンザニア産)
*ルビーとゾイサイトの集合体原石です。ゾイサイトという鉱物については、この青色のものをブルーゾイサイト、即ちタンザイナイトと呼びます。 |
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グロッシュラーガーネット
23x21mm / 18g
(Sierra De Las Cruces Coahuila, Mexico)
化学式: Ca3Al2(SiO4)3
*和名は、灰ばんざくろ石。英名「Grossular」は、19世紀の初めシベリアの炭鉱師により発見されたとき、その淡いグリーンの結晶の形が西洋すぐり(Gooseberry)の一種「Grossularia」のように見えたことに由来しています。純粋な結晶は、斜方12面体が標準的です。そして、鉄分が多くなると24面体へと結晶面が多くなります。 |
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シトリン クラスター
(ブラジル産)
55x42mm / 125.8g
化学式: SiO2
*アメジストを熱処理加工したものです。別名は、シトリントパーズです。 |
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ダンブリ石 (ダンビュライト)
30x10mm / 4.4g
(San Luis Potosi, Mexico)
化学式: Ca8B2Si2O8
*ダンブリ石は、屈折率が高く、透明で美しい光沢をしているため、ダイヤモンドのイミテーションとして使用されていました。名前は発見地の米国コネチカット州のDanburyから。日本での産地は、大分県尾平鉱山、宮崎県土呂久鉱山(いずれも閉山)が有名です。
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スピネル in カルサイト
41.2x26.1x46.8mm / 42.0g (ミャンマー・モゴック産)
化学式: MgAl2O4 / CaCO3
*見事なレッドカラーです。ルビーにおけるピジョンブラッドに似た鮮やかなレッドが綺麗です。 |
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カイヤナイト
58x13x4mm / 10g
(ミャンマー・カチン産)
化学式: Al2SiO5
*カイヤナイト(藍晶石)の名称は、ギリシャ語の「Kyanos」(青色)に由来します。結晶軸の方向の違いで二つの硬度(4〜5/6〜7.5)を持つ事が知られています。 |
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グリーンカイヤナイト
50x17x10mm / 28g
(ブラジル・ミナスジェライス州産)
化学式: Al2SiO5
*このカイヤナイトは、ボディーカラーが淡いグリーンの珍しい結晶です。 |
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タンザナイト 結晶
9.15x8.15x15.15mm / 2.794g
(タンザニア・アルーシャ州メレラーニ産)
化学式: Ca2Al3(Si2O7)(SiO4)O(OH)
*今や貴重品となったタンザナイトのクリスタルです。透明感のあるバイオレット・ブルーが大変綺麗です。 |
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ツァボライト / ゾイサイト
22x14x13mm / 7.02g
(タンザニア産)
化学式: Ca3Al2Si3O12
*ツァボライトの鮮やかなグリーンが魅力です。淡いラベンダーカラーのタンザナイトもミックスされています。 |
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スフェーン 結晶
13.5x7.5x20.0mm / 4.324g
(マリ共和国産)
化学式: CaTiSiO5
*正式名は、チタナイト(Titanite/くさび石)です。チタンを主成分とする鉱石で、そこにマンガンやクロムを含む事で、様々な色になります。特にクロムを含んだ黄色や緑の石は、美しい宝石に加工されます。稀少石でもあり高価です。なお、「スフェーン」の名は、本鉱石の典型的な結晶形から、ギリシャ語の「くさび」に由来します。 |
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レッドベリル 結晶 (ベリル) - 2ピース
0.832ct / 約6.0x4.7mm
0.274ct / 約4.3x2.3mm
(Thomas Range, Utah, U.S.A.)
化学式: Be3Al2Si6O18
*これは、あの激レア宝石、「レッドベリル」の原石です。別名は、「ビクスバイト(bixbite)」です。宝石質のレッドベリルが採掘される場所は、世界で一カ所しかなく、それがアメリカ合衆国のユタ州ワーワー山脈に存在する鉱山でしたが、採算が合わずに、その会社が倒産したため、現在産出は停止しています。レッドベリルの採鉱は、1トンの岩石から1ct未満しか取れず、その大きさも0.2ct未満と、大半が小粒のものばかりです。このような事情から、レッドベリルは、あらゆる宝石の中でも、大変稀少な宝石の一つになっており、高品質なものは、ダイヤモンドより高値で市場で取引されています。 |
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トルマリン 結晶
14x14.5x10.5mm / 4.2g
化学式: Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
(ブラジル産)
*外側のミントグリーンと中央のアクロアイトのコントラストが美しいウォーターメロンタイプのクリスタルです。 |
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パライバトルマリン
長さ: 3.0cm / 9g
化学式: Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
(ブラジル・パライバ産)
*本標本は、外側がパライバ、内側がピンクトルマリンになっています。パライバトルマリンは、1980年代にブラジルのパライバ州で発見された新しい種類の宝石です。このトルマリンは、銅成分を多く含むため、鮮やかなネオンブルーを発色する事で知られており、現在カットされた石は、超高級宝石として高値で取引されています。なお、パライバ州では、このパライバトルマリンは既に枯渇し採れません。 |
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バナディナイト
34x15x46mm / 45g
(モロッコ産)
化学式: Pb5(VO4)Cl
*バナディナイト(バナジン鉛鉱, 褐鉛鉱)は、バナジウムを主成分とする綺麗な鉱物です。硬度は、「2.5〜3」と柔らかいため、取り扱いには注意を要します。 |
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カバンサイト
10x15mm / 1.5g
(インド・プーナ産)
化学式: Ca(V4+O)Si4O10・4H2O
*凝灰岩中などに、スティルバイト「束沸石」や同じ化学組成のペンタゴナイト「ペンタゴン石」などと共産する鉱物です。深い青色は、この鉱物の主成分であるバナジウムの作用によるものです。カバンサイトは、1973年にこの名が発表された比較的新しい鉱物であり、その名の由来は、カルシウム、バナジウム、シリコンの頭文字を繋げたものとされています。 |
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ダイヤモンド (金剛石) 原石
6.7×5.5×3.1mm / 1ct
(アフリカ・コンゴ民主共和国産)
化学式: C
*ダイヤモンドは、等軸配列で結晶化した炭素でできた鉱物であり、地球上で最も硬い物質です(モース硬度10)。太古の時代、地表下160q付近で形成され、火山噴火により地表に運ばれた鉱物です。オーストラリア、アフリカ、ロシア等が現在の主要な産地です。なお、ガーネットやスピネルもダイヤモンドと同様の等軸晶系の宝石であるため結晶の形は似ていますが、炭素では組成されていません。 |
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自然金 (ナゲット)
9.4x5.8x1.8mm / 3.0ct
(オーストラリア・ビクトリア州産)
化学式: Au
*金は、主に砂金で採掘される事が多いのですが、この標本のようにナゲット(金塊)として採れる場合もあります。金は、電気伝導率が最も高く、酸化に強いため他の金属に比べ永年の輝きを放ちます。薄くしたり伸ばしたり出来る特徴も持ち合わせています。純金1グラムでは、3kmも伸ばす事ができます。金の主産地は、南アフリカ、アメリカ、ロシア、オーストラリア、カナダ等です。 |
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天然ターフェアイト 原石
4.55x2.76x2.45mm / 0.226cts
(スリランカ産)
化学式: BeMg3Al8O16
*ターフェアイトは、アイルランドのターフェ伯爵により発見された宝石であり、ギネスにも載ったスリランカを代表する超稀少宝石です。一説によると世界中でまだ数千個程度しか見つかっていないそうです。外見は、スピネルに似ていますが、スピネルが単屈折、ターフェアイトは複屈折になります。本標本は、未研磨の宝石質のターフェアイト原石です。 |
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ペリドット 結晶
10.0x9.15x21.0mm / 4.098g
(ミャンマー・モゴック産)
化学式: (Mg,Fe)2SiO4
*鮮やかなオリーブ・グリーンが美しいモゴック産のペリドットのクリスタルです。 |
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ブラックオパール
13x11x6mm / 4.10ct
(オーストラリア・ライトニングリッチ産)
化学式: SiO2・nH2O
*綺麗な透明感が特徴のライトニングリッチ産のブラックオパールです。が...しかし、カテゴリ的にはクリスタルオパールかと・・・。 |
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アンモライト (アンモナイト)
22.2x13.0mm / 2.6g (左側)
(カナダ産)
化学式: CaCO3
*アンモライトは、7,000年前に絶滅したとされるアンモナイトの化石から生まれた宝石です。カナダのアルバータ州でのみ採れる希少な宝石です。 |
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ヒデナイト 結晶 (スポジュミン)
36.7x10.2x9.0mm 8g
(パキスタン産)
化学式: LiAlSi2O6
*かすかなグリーンを帯びたターミネーションのあるヒデナイトです。 |
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モルガナイト (ベリル)
30x23x15mm 13.6g
(パキスタン産)
化学式: Be3Al2Si6O18
*モルガナイトは、エメラルドやアクアマリンと同じべリルであり、ピンク色の発色はマンガンに因るものです。 |
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エメラルド 結晶 (ベリル)
7x6x5mm / 0.3g
(コロンビア・ムゾ産)
化学式: Be3Al2Si6O18
*ブルーイッシュグリーンのカラーが美しいムゾ産のエメラルドです。 |
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緑鉛鉱 (Pyromorphite)
24x20x150mm / 7.9g
(中国産)
化学式: Pb5(PO4)3Cl
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天然ピンクトパーズ
9x8x9mm 1.5g
(ブラジル産)
化学式: Al2SiO4(F,OH)2
*淡いピンク色が美しいトパーズです。一応、天然の表記となっていますが、一般にピンクトパーズは、褐色のトパーズから熱処理により作られます。 |
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アパタイト(燐灰石)
3ピース / 0.8g
(マダガスカル産)
化学式: Ca5(PO4)3(F,OH,Cl)
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アパタイト(燐灰石)
4.3x3.4x9.1mm / 0.25g (マダガスカル産) 化学式: Ca5(PO4)3(F,OH,Cl)
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アマゾナイト(天河石) 10x12x0.7mm / 1.2g (USA, フロリダ州産) 化学式: KAlSi3O8 *アマゾナイトはマイクロクリン(微斜長石)という石の一つで、空色もしくは青緑色の美しい色をした石です。名前の由来は、アマゾン川流域で採取される色の良く似た石に因んでいます。 |
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ツァボライト 22x23x21mm / 15.4g
(タンザニア Melelani産) 化学式: Ca3Al2Si3O12 *透明感のあるエメラルドグリーンが大変魅力的です。端正なシェープ、大きなサイズが魅力です。 |
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