自宅マンションの経年劣化したユニットバスをプチリフォーム

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update 最終更新日:2025年12月26日 at 11:28 AM

自宅マンションのユニットバスが経年劣化により、シャワーフックやドアストッパー、タオル掛けなど色々な箇所が傷んで来ていたため、モノタロウとアマゾンから各種パーツを購入し新品に交換しました。

また、FRPの表面に付着した水垢汚れを丸一日かけてクリーニングし、点検口の亀裂も修復しましたので、築42年のマンションとは思えないくらいユニットバスが奇麗になりました。
なお、これとは別件にはなりますが、古い洋服タンスの蝶番が金属疲労により破断したため、モノタロウよりパーツを購入し交換しました。

年月が経つと色々な物が耐用年数を超え壊れてきます。特にユニットバスやシステムキッチンの耐用年数は約20年とされるので、自宅マンションのそれらの設備はとっくに耐用年数を過ぎています。しかしながら、ユニットバスやシステムキッチンなどの全交換を行うと最低でも130万円以上は掛かりそうなので、予算的に全交換は無理な状況です。

2025年は、DAIKINのエアコン交換工事、全室のLED化工事、レンジフード&便器・シャワートイレの交換工事などで60万円以上の出費が発生したため、以降は極力費用を抑えながら、区分所有者としてマンション設備の部分的な補修を実施することにしました。

ちなみに、当マンションの排水設備は昔のマンションで多く採用されている旧式のスラブ下配管方式のようです。この方式は排水管が床スラブ(コンクリート床)を貫通して、下の階の天井裏を通って排水立管に接続される配管方法です。

排水立管の耐用年数は材質によって大きく異なり、硬質塩化ビニル管なら30~40年、鋳鉄管なら25~40年程度が目安ですが、鋼管(SGPなど)は約15~30年、ステンレス鋼管(SUS)は50年以上とされます。
築年数から当マンションの排水立管は鋳鉄管と思われますが、築20年以降は定期点検が重要であり、多くのマンションでは築30年以降で大規模修繕(更新・更生)が検討されます。

現状、当マンションでは天井からの漏水事故が数件発生しており、管理組合の費用負担(損害保険適用)で調査と補修が実施されています。調査会社からの報告によると、雑排水管の全体的な劣化状況から全面改修が提案されており、工事費用が1,300~2,400万円と高額になるため、引き続き管理組合で今後の対応を検討しています。

ユニットバスの補修

ユニットバスについては、シャワーフック、シャワーホース、ドアストッパー、タオル掛けを新品に交換し、点検口の補修も実施しました。
また、クリーニングツールと洗浄剤(クエン酸)を用いて、FRPに付着した水垢汚れを丸一日かけて除去しました。

シャワーフックの交換

既存のシャワーフックの材質は亜鉛ダイキャストですが、経年劣化で何時折れてもおかしくない状態でした。旧製品は3点止めになっていますが、最近は2点止めが主流となっており、代替製品は見つかりませんでした。
よって、以下のSANEI製のシャワーフック「シャワー掛具」と取り外し後のネジ穴を隠すためのカクダイ製のプレート「シャワーフック用汚れ隠しプレート」をモノタロウ(アマゾンでも販売されています)から購入し、ミツモアを経由し専門業者に取り付けを依頼しました。いずれも金属製なので見た目が豪華で、耐用年数も長い仕様となっております。

シャワーフックのパーツ一覧

シャワーフック用汚れ隠しプレート

メーカー名/品番: カクダイ/358-112 または GAONA/GA-FW033
販売価格(税込): ¥681

シャワー掛具

メーカー名/品番: SANEI(旧:三栄水栓製作所)/PS30-25
販売価格(税込):¥1,868

シャワーフックの仕様

シャワーフック用汚れ隠しプレート

既設のシャワーフックを取外した後の壁の汚れや使用しないビス穴を隠すことができます。
高級感のあるステンレス仕様。

<仕様>
材質:材質ステンレス

シャワー掛具

<仕様>
ビス止め式(ビス付き)
材質:亜鉛ダイカスト/色:メッキ/取付方式:ビス止め/角度調節:×

シャワーフックの取り付け(ビフォーアフター)

旧シャワーフックを取り外した後の穴を防水コーキングしてから、シャワーフック用隠しプレートを貼付し、電動ドリルで上部に穴を開け(既存の下部の穴は再利用)シャワーフックを取り付けます。
表面はFRPですが、内部には金属部分があり、穴開けには慎重を要するため、ミツモアから地元のプロの方に工事をお願いする事にしました。工事代金は6,000円(+駐車場代 1,000円)でした。

ドアストッパーの交換

旧ドアストッパーの材質は亜鉛ダイカストのようなので、一見丈夫そうに見えましたが、近くてよく見ると経年劣化により錆びてボロボロでしたので、新品に交換する事にしました。
この製品はアマゾンにはありませんでしたが、幸いにして、モノタロウに全く同じ製品「RELIANCE ドアストッパー 品番R3019」が販売されていました。

ドアストッパーのパーツ

メーカー名/品番: RELIANCE/R3019
販売価格(税込):¥1,538

ドアストッパーの仕様

発売から40年近くホテル・住宅に今もなお採用されているスタンダードデザイン。
面付け仕様のシンプルなドアストッパー(戸当たり)です。

<仕様>
色:      表面処理クロムメッキ(本体)
商品の寸法:  長さ:105 x 幅:40(ネジ幅26)x 高さ:25 mm(φ15)
仕上げタイプ: 亜鉛ダイキャスト/先端:合成ゴム(乳白色)
メーカー名:  RELIANCE
品番:     R3019
設置タイプ:  ねじ込み式(取付ビス付)

ドアストッパーの取り付け(ビフォーアフター)

旧ドアストッパーの取り外しにおいて、上部のネジは KURE 5-56 の注入で何とか外せましたが、下部のネジが全く回らず取り外せません。
そこで、最終手段としてドアストッパーの棒を下方向に倒したところポロっと簡単に折れ、本体が取れてしまったので、再度、5-56を注入しながら残ったパーツをペンチで回しているうちにネジの取り外しに成功しました!

タオル掛けの交換

アルミ製ドアに付いているタオル掛けは未だ大丈夫な状態でしたが、パイプの錆びが目立つため新品に交換する事にしました。
この製品は、「RELIANCE R722シリーズ 品番R722-400」であり、アマゾンから手配できました。なお、モノタロウは事業者のみ購入可能となっており、一般消費者向けには販売されていません。

タオル掛けのパーツ

メーカー名/品番: RELIANCE/R722-400
販売価格(税込):¥2,442

タオル掛けの仕様

ホテル・住宅に採用されているスタンダード商品。
浴室でも使用できる場所を選ばない普及型のタオル掛です。

浴室使用可否:可
材質: ブラケット/亜鉛ダイキャスト、パイプ/ステンレス
仕上・色: ブラケット/クロムメッキ、パイプ/研磨

<仕様>
色:      クローム
商品の寸法:  長さ:40 x 幅:47(ネジ幅32)x 高さ:58.5 mm(φ12.7)
仕上げタイプ: クロムメッキ/ポリッシュ
メーカー名:  RELIANCE
品番:     R722-400
設置タイプ:  ねじ込み式(取付ビス付)

タオル掛けの取り付け(ビフォーアフター)

旧タオル掛けの取り外しで右下の1か所のネジが回らず大変でしたが、悪戦苦闘の末、KURE 5-56 の注入で何と取り外しに成功しました。

シャワーホースの交換とシャワージョイントの取り付け

シャワールームのプチリフォームの一環として、シャワーホースも新品に交換する事にしました。アマゾンから「SANEI シャワーホース PS30-86TXA-W」を購入しました。
現在使用しているユニットバスの水栓は、KVKデッキ形2ハンドルシャワーですが、混合栓側に付属のアダプターを使用して取り付けできます。

なお、シャワーヘッドには角度調整機能が備わっているため、シャワーフックに角度調整機能がないという問題を考えて無かったのですが、実際に毎日使ってみると、やはりシャワーフックには角度調整機能があった方が便利だと気が付きました。

そこで、その解決策として、シャワーヘッドをフックに掛けたまま、自由自在に角度を変えられるシャワージョイントを取り付けました。
シャワージョイントは、シャワーヘッドとシャワーホースとの間に取り付けます。この商品もアマゾンから「Kurika シャワージョイント SJSW-1529」を購入しました。

シャワーホースのパーツ

メーカー名/品番: SANEI/PS30-86TXA-W
販売価格(税込):¥1,727

シャワーホースの仕様

日本製、標準タイプの長さ1.6mシャワーホースです。シャワーヘッドの取付金具は回転式のためホースがねじれません。
他メーカー対応アダプター5種類付きなのでほとんどのメーカーで取付可能! ※取付可能メーカーは商品画像に掲載がありますのでご確認ください。

【混合栓本体にそのまま取付けできるメーカー】
SANEI, MYM, LIXIL(INAX)の一部製品, カクダイ, TBC, YUKO ,ミズタニの一部製品, ノーリツ

【付属アダプターで取付けできるメーカー】
TOTO(太・細ホース), KVK, ガスター, LIXILバランス釜, リンナイ, 大阪ガスの一部製品

保証期間:お買い上げより1年
⚠️【止水機能のあるシャワーヘッドを取り付ける場合】水圧が0.3MPa以上あると先端での急閉止により、ホースの金具が抜けるなどの破損が発生する恐れがあります。調圧弁(SANEI品番:PV710F)のご使用をおすすめします。

<仕様>
材質:   ポリ塩化ビニル (PVC)
色:    ホワイト
商品の寸法:160長さ x 2.6幅 cm
商品の重量:0.4 キログラム
最大圧力: 108.77 ポンド/平方インチ
外径:   3 cm
商品長:  160 cm
メーカー: SANEI(旧社名: 三栄水栓製作所)

シャワージョイントのパーツ

メーカー名/品番: Kurita/SJSW-1529
販売価格(税込):¥1,727

シャワージョイントの仕様

フックにかけたままでシャワーの向きや角度が変えられるようになるシャワージョイント。
シャワーヘッドとホースの間に取り付けるだけでOK。ご家庭のシャワーヘッドに簡単に取り付けできます。前のめりにかがんだりしなくても自由な角度でシャワーが使えるので楽な姿勢が保てます。

<仕様>
サイズ: 約4.1×4.1×6.1cm
素材・材質: [主要材質]ポリアセタール・シリコン

●使用可能温度=1~60度(60度以上の湯温ではご使用にならないでください)
●本製品の取り付けネジサイズはG1/2です。一部の特殊仕様や仕様変更などにより取り付けできない場合もありますのでご購入前にネジサイズをご確認ください。
●本製品は浴室シャワー専用です。洗面化粧台や瞬間湯沸し器などには取り付けできません。
●多機能シャワーヘッドのように極端に大きいものや重いものはご使用になれない場合があります。
●本製品を取り付けることで流量が落ちる場合があります。シャワーヘッドによっては極端に流量が落ちる場合があります。

シャワーホースの交換(ビフォーアフター)

シャワージョイントの取り付け(ビフォーアフター)

点検口の修復

経年劣化により、以前から点検口の一部に亀裂が見られるため、表側と裏側をコーキング剤で防水処理を施し、防水クッションを貼付し点検口を取り付け直しました。点検口についても右下のネジが回らず苦労しましたが、5-56の力を借りなんとか取り外しに成功しました。

点検口とユニットバスには頑固な水垢が付着していたため、以下の水垢取り用のツールと洗浄剤(クエン酸)を用いて、FRPに付着した水垢汚れを除去しました。さらには、念のためバスコークで点検口の上部をコーキング処理しました。

ちなみに、このユニットバスの換気口に「KYOWA」のロゴが刻印されているため、メーカーは協和製作所(KYOWA/NASTA)ではないかと思われますが、このメーカーは既にユニットバスの提供を終了しています。
そのため、現在ではこの点検口と互換性のある商品が市場に無いため、このユニットバスを使い続ける限り、ユニットバスの本体と共に点検口も適時補修しながら丁寧に使い続けるしかないようです。

ツール

点検口の取り付け(ビフォーアフター)

2025.12.26 追記

GOAL製のドアノブをDIYで交換

以下の記事の通り、ユニットバス内のGOAL製のドアノブをDIYで交換しました。

洋服タンスの蝶番を交換

経年劣化により、古い洋服タンスの蝶番が折れてしまいました。扉を開閉しているうちに全部(3本)壊れてしまったので、モノタロウからアングル蝶番を手配し交換しました。
このタイプの蝶番は日本国内では生産中止となっており、全く同じ型のパーツは見当たりませんでしたが、準拠品で色違いのアングル蝶番「ハイロジック アングル蝶番 18×19 品番17220」が見つかりました。

アングル蝶番のパーツ

メーカー名/品番: ハイロジック/18×19 品番17220
販売価格(税込):¥846

アングル蝶番の仕様

材質:     亜鉛ダイカスト
色:      GB色
呼び寸法(mm): 18×19
アズワン品番: 64-9700-93

アングル蝶番の取り付け(ビフォーアフター)

リフォーム履歴

参考までに、過去24年間に渡る自宅マンションのリフォーム工事実施履歴を下表に示します。
合計金額は、2,366,684円となりますが、月に換算すると 8,218円/月 ですので賃貸に住んで高い家賃を毎月払うよりはましなのかなとは思います。
なお、2000年代において、給湯器交換とエアコン交換の工事(給湯器1台、エアコン3台で合計約30万円)も発生していますが、工事年月が分からないため、このリストからは除外しています。

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