防犯対策のため、スマホからも来客応対が可能なパナソニックの「外でもドアホン VL-SVD505KS」を設置

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update 最終更新日:2025年10月17日 at 10:02 AM

物騒な世の中になったので、SDカードへの録画機能があり、屋外でスマホからも来客応対が可能なパナソニックの「外でもドアホン VL-SVD505KS」を設置しました。
以前に設置されていた録画機能の無いアイホン製のドアホン(JC-DA+KD-1M)から、パナソニックのドアホン VL-SVD505KS(VL-V557+VL-MWD505)への交換となります。

今回購入したセット商品は、カメラ玄関子機(ドアホン)とモニター親機(ドアホン親機)のみであり、ワイヤレスモニター子機(子機)は含まれていません。本機は、スマホからも来客応対が可能であるため、子機は不要と判断しました。

外でもドアホン VL-SVD505KS は、ドアホン親機と子機に加え、スマホからも来客応対ができ、専用アプリ(Panasonic ドアホンコネクト)にて、外出中のスマホとのビデオ通話も可能です。
接続機器に関しては、玄関子機を2台、室内モニターは最大7台(ドアホン親機1台・子機6台)まで接続できます。
ドアホン親機へは、火災報知器やガス漏れ警報器などの警報機・コール機器・非常ボタン(いずれか1種類)と光るチャイム・メロディサイン・警報ランプ付ブザーなど(いずれか1種類)が直結で接続できます。
また、LANケーブル経由で、センサーカメラ(屋外用VL-CD265/屋内用VL-CD215、など2台まで)が接続でき、Wi-Fi経由からはワイヤレスカメラ(VL-WD813K/VL-WD712K、4台まで)、窓/ドアセンサー(窓開閉ドアセンサー KX-HJS100/ドアセンサー ECID30A、など50台まで)、みまもりリモコン(VS-WD100、最大6台まで)など、多彩な機器が接続できます。

以降、パナソニックの「外でもドアホン VL-SVD505KS」の特徴や機能、各種設定、操作概要などについて、以下で詳しく解説します。

外でもドアホン VL-SVD505KS の特徴

外でもドアホン VL-SVD505KS の特徴を以下に纏めます。(Microsoft Copilot からの編集)

パナソニックの「外でもドアホン VL-SVD505KS」は、スマートフォン連携が可能な高機能テレビドアホンです。以下に主な特徴をまとめました:

🔧 主なスペックと機能
  • モニターサイズ:5型ワイド液晶
  • 録画機能:来訪者の映像を自動で録画・録音。モニター親機の本体メモリーに記録。SDカード(別売り)を使うと1件約30秒の映像と音声を最大3,000件記録できる。
  • 通話機能:来訪者への応答(ボイスチェンジ機能あり)、親機と子機(スマホも含む)とのビデオメッセージ通話が可能。
  • カメラ機能:モニター親機にもカメラを搭載。カメラ玄関子機には広角レンズ搭載で玄関まわりをひろびろ確認。高画質マルチトーン技術により、従来の機種よりも逆行など光がまぶしいときでも、キレイで明るい映像を再現。カメラ部はレンズカバーレスで映り込みを低減し、くっきりした映像に。
  • スマートフォン対応:専用アプリ「ドアホンコネクト」で外出先から応対可能。
  • 発売日:2018年10月18日
  • 価格帯:約 ¥41,000〜¥65,000(販売店により異なる)
📲 スマホ連携の魅力
  • 外出中でもスマホで来訪者の確認・応対が可能。外出中のスマホとビデオ通話もできる。
  • 子供が留守番中でも、代わりにスマホで対応。宅配便の再配達にも便利。
  • みまもりリモコン(別売)で家族の帰宅や外出をドアホンが感知してスマホにお知らせ。外出先でも家族を見守ることができる。
  • モニターのリアルタイム閲覧が可能
  • 録画された映像をスマホでチェックできる
  • 通知機能でリアルタイムに来訪を把握
🛠️ 設置・接続に関する情報
  • 既存の配線を活かして設置可能
  • 電気錠やワイヤレスカメラなどとの連携も可能
  • 増設モニターやみまもりリモコンとの接続も対応
📚 詳細情報・マニュアル

公式の製品詳細ページでは、取扱説明書や施工説明書、CAD図面なども閲覧可能です:パナソニック公式カタログページ

ドアホンの機種選定

ドアホンの機種選定においては、以下の要件を設定しました。

・HD(720p)以上の画質
・SDカードへの録画が可能
・ネット接続でスマホからの応答が可能
・モニタのサイズが4.3インチ以上、動作が安定していて不具合報告の無い機種

そこで、低価格なアイリスオーヤマのドアホン(TD-SM7070C-BB)が候補として挙がったのですが、レビュー等を調査したところ、以下の理由で購入を断念しました。

・アイリスオーヤマ(TD-SM7070C-BB)は、480p (SD画質、30万画素)で低画質。
・インターホンでの応答が遅く、約1.5秒のタイムラグがある。
・インターホンから離れないと顔が写らない。
・室外子機のカメラの角度が調整できない。
・SDカード挿入時、訪問者が呼び出しボタンを押すと5秒間しか録画されない。
・スマホ連動機能は、専用アプリではなく LinkJapan の HomeLink というアプリに登録しデバイスのひとつとして認識させる方式だが、Wi-Fiが途中で切れたりしてネット接続が不安定で操作性も最悪。
・スマホからの履歴確認では動画が見れない。

なお、パナソニックのドアホン VL-SVD505KS は、Full HD 画質ではありませんが、720p(HD画質、約100万画素)ですので、アイリスオーヤマのドアホンよりは画質が優れています。
当初は、VL-SVD505KS と同等の機能を有し、少し価格の安いパナソニックのドアホン「VL-SVD505KF」(実勢価格 32,400円)を検討していたのですが、以下の理由で候補から外しました。

・VL-SVD505KF のカメラ玄関子機(VL-V574L-N)のサイズ(99x131x26.5 mm)がコンパクトで小さいため、交換設置すると外壁の未塗装部分が露出してしまう ⇒ VL-SVD505KS の子機(VL-V557L-S)の方がサイズが大きいため未塗装部分を隠せる(119x170x25.4 mm)
・カメラ玄関子機(VL-V574L-N)の外装はプラスチック製で安っぽい作り ⇒ VL-SVD505KS のカメラ玄関子機(VL-V557L-S)の外装はアルミ合金製で高級感がある(外壁の埋め込み設置施工にも対応)
・防塵・防水性に関しては、VL-V574L-N は “IPX3″、VL-V557L-Sは “IP54”

外でもドアホン VL-SVD505KS のスペック

VL-SVD505KS の商品概要とスペックを以下に纏めます。

外でもドアホン VL-SVD505KS の交換・設置工事

アイホン製のドアホン(JC-DA+KD-1M)から、パナソニックのドアホン VL-SVD505KS(VL-V557+VL-MWD505)への交換・設置工事は、「くらしのマーケット」を通じ、地元の専門業者さんに依頼しました。因みに、工事代金は、9,900円です。
VL-MWD505 への電源は、壁内の電源ケーブルから接続して貰ったので、AC電源コードが無くなり、ドアホン親機の周りがスッキリしました。

以下のギャラリーは、カメラ玄関子機とドアホン親機のビフォー・アフターです。

SDカードの装着

パナソニックの VL-SVD505KS のドアホン親機(VL-MWD505)にSDメモリーカードを装着することにより、録画容量(本体メモリーは100件まで)が拡張され、来訪者の映像をSDメモリーカードへ記録できるようになります。
なお、SDメモリーカードが装着されていない場合、外部接続機器のカメラ映像の録画はできません。

本機には、標記のギャラリーに示す通り、アマゾンからサンディスク製の32GB SDHC規格のSDメモリーカード(FAT32フォーマット)を899円で購入し装着しました。
32GBの容量だと、ドアホンの映像・音声のみの記録で、1件あたりの録画時間が30秒とした場合、最長録画時間:25時間、最大録画件数:3000件が記録できます。
因みに、メモリ容量が16GB以上から、この上限が設定されているため、16GBのSDメモリーカードで十分だったようです。

本機は、2GBのSDメモリーカード(FAT16フォーマット)から最大128GBのSDXCメモリーカード(exFATフォーマット)まで対応します。なお、下記のSDメモリーカードも使えます。(専用アダプターが必要)

  • miniSDメモリーカード/microSDメモリーカード
  • miniSDHCメモリーカード/microSDHCメモリーカード
  • microSDXCメモリーカード

外でもドアホン VL-SVD505KS の設定

外でもドアホン VL-SVD505KS のドアホン親機(VL-MWD505)と専用アプリ(Panasonic ドアホンコネクト)の設定方法について解説します。

ドアホン親機(VL-MWD505)… 録画再生の設定

出荷時のデフォルト設定では、音声が記録されないため、音声情報も含める場合は、ドアホン親機のタッチメニューの「設定/情報」より、以下の手順でドアホン着信録画のモードを「する(録画+録音)」に変更します。

ドアホン親機(VL-MWD505)… ネットワークの設定

外出先からドアホンを操作するためには、先ず、VL-MWD505 を Wi-Fi に接続する必要があります。
ドアホン親機のタッチメニューの「設定/情報」より、以下の手順(手動設定の場合)でネットワークに接続します。
ネットワークへの接続に成功すると、ドアホン親機の右上に Wi-Fi のアイコンが表示されます。

Panasonic ドアホンコネクト の設定

専用アプリ Panasonic ドアホンコネクト のインストールと設定を以下の手順で行います。以下は、Android の場合です。

ここで、ドアホン親機のタッチメニューから、以下の手順で接続機器の登録を行います。

再び、スマホから以下の手順で「ログインパスワード」の入力と「名前の設定」を行います。

外でもドアホン VL-SVD505KS の操作例

外でもドアホン VL-SVD505KS のドアホン親機(VL-MWD505)と専用アプリ(Panasonic ドアホンコネクト)の操作の一例を以下のギャラリーにアップします。

カメラ玄関子機(VL-V557)は、広角レンズを搭載しているため、以下のようなワイド表示モードではマンションの共用廊下の全体が見渡せるため、防犯効果をより一層高めています。
本機は、非常に高機能なクラスに位置し、贅沢なほど多くの機能が装備されています。詳しく知りたい方は、この記事の最後にアップした取扱説明書を参照願います。

私の自宅マンションには、防犯カメラ、火災報知器、ガス警報器、スプリンクラーなどが設置済みであり、それらはマンション内の防災センターで集中管理されているため、本機にセンサー機器を新たに追加する必要は無いと考えております。
しかし、戸建てにお住まいの方で、この機種を導入された場合は、防犯カメラや火災報知器、ドアセンサーなどを接続して運用されますと、更にセキュリティが強化されると思いますので、検討されてみてはいかがでしょうか。

ドアホン親機(VL-MWD505)の操作例

ドアホン親機からの来客応対は、「通話」ボタンを押下し、「終了」ボタンで応対を終了させます。それ以外の操作は、タッチスクリーンのメニューからのタッチ操作で行います。

Panasonic ドアホンコネクト の操作例

専用アプリ「Panasonic ドアホンコネクト」のネットワーク設定が完了すると、以下のようにドアホン親機への遠隔操作ができるようになります。

VL-SVD505KS 取扱説明書

VL-SVD505KS 接続設定ガイド

2025.09.13 追記

Panasonic テレビドアホン一覧

子機(VL-WD618)を増設

ついでにですが、ヤフオクより「パナソニック ワイヤレスモニター子機(VL-WD618)」を 12,410円(税込)で購入し寝室に設置しました。
購入商品には取扱説明書と元箱は付いていませんでしたが、1回のみの使用とのことで、子機の液晶には保護シールがついたままの状態で、ほぼ新品でした。
子機は新品だと実勢価格で2万円前後(メーカー希望小売価格: 31,900円 発売日: 2018年10月18日)の価格となるため、子機だけはヤフオクやメルカリなどから購入し、後で増設した方が安く上がります。

このセットにはJEM-A対応機器の電気錠操作器などに接続するアダプタ「VL-JY1」も同梱されていましたが、家では不要な物なので、このアダプタは、メルカリで売却する予定です。

なお、Used品の子機を親機に増設する時は、一旦、子機を初期化してから親機の「設定/情報」のメニューより子機を登録します:取説⇒「子機を増やす(増設)」

2025.09.14 追記
Panasonic JEM-A アダプタ「VL-JY1」ですが、メルカリにて販売価格 2,800円 で出品したところ、即日売れました!

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