最終更新日:2025年3月21日 at 7:28 PM

これまで、パナソニックの安いヘアドライヤー「イオニティ EH-NE5B」を使っていたのですが、髪のパサつきやごわごわ感が気になってきたので、もう少し高いヘアドライヤーに買い替えました。
買い替えた機種は、同じパナソニックで、2024年9月1日に発売された折り畳み可能なヘアドライヤー「ナノケア EH-NA7M」です。購入は、価格ドットコムを経由し、送料込みで 17,830 円でした。
今回購入したヘアドライヤーに関して、私の選定条件は、以下の通りです。
- 髪のパサつきやうねりを抑える効果があるとされる「ナノイー」を搭載
- 軽量で折り畳み可能(旅行にも便利)
- 20000円以下で購入可能なこと
以上の選定条件から、パナソニックのナノケア EH-NA7M-P [モイストピンク] を購入したのですが、イオン技術に関しては、「ナノイー」のみの搭載となります。
同じ時期に発売された上位機種「EH-NA9M」はナノイーに加え、ミネラルイオンとマイナスイオンも搭載しているため、しっかりと頭髪のケアをされたい方は、EH-NA9M(価格ドットコムで、実勢価格25000円)の方を選択されても良いかと思います。
目次
ナノイーの効果について

以下は、パナソニックのサイトからの引用となります。
髪本来の美しいツヤや、なめらかな指通りを失わせる原因の一つが、髪のうねり。微細なナノイーが髪に水分を与え、髪の水分バランスを整えることでうねりを抑制するので、つややかでスタイリングのしやすい髪へ導きます。
くせの伸び率がアップ

毛束をブラシでとかしながら5秒間ドライヤーをあてた時の処理前後の毛束幅の変化

空気中の水分を微細化した水分たっぷりのイオン
徹底解説!見えない敵、花粉・ニオイ・菌を攻撃する「ナノイー」
ご参考までに、パナソニックの空気清浄機にも採用されている「ナノイー技術」の詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。
ナノケア EH-NA7M の特徴
上位機種 EH-NA9M との違いも含め、パナソニックのナノケア「EH-NA7M」の特徴は以下の通りです。
EH-NA7Mの主な特徴
- ナノイー技術: 髪のパサつきやうねりを抑え、指通りの良いツヤのある髪を実現します。
- 軽量設計: 重さは約565gと軽量で、持ち運びやすい設計です。
- 折りたたみ可能: 折りたたみ式なので、旅行やジムなどへの持ち運びに便利です。
- シンプルなモード: 基本的な乾燥機能に特化しており、操作が簡単です。
- カラーバリエーション: モイストグレーとモイストピンクの2色展開。
上位機種EH-NA9Mとの違い
- イオンの種類:
- EH-NA7M: ナノイーのみ。
- EH-NA9M: ナノイーに加え、ミネラルイオンとマイナスイオンも搭載。
- ミネラルイオンは、UVダメージや摩擦ダメージを抑える効果があります。
- スマートセンシング機能:
- EH-NA9Mには、室温に応じて風温を自動調整する「スマートセンシング機能」が搭載されていますが、EH-NA7Mにはありません。
- EH-NA9Mには、室温に応じて風温を自動調整する「スマートセンシング機能」が搭載されていますが、EH-NA7Mにはありません。
- 搭載モード:
- EH-NA9M: 温冷リズムモード、毛先集中ケアモード、スカルプモード、スキンモードなど多彩なモードを搭載。
- EH-NA7M: これらのモードは非搭載。
- 重量とサイズ:
- EH-NA7Mは約15g軽く、折りたたみ可能で持ち運びに便利。
- EH-NA9Mは折りたたみ不可ですが、家庭でのしっかりしたケアに適しています。
- 価格:
- EH-NA7Mは上位機種よりも価格が抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。
- EH-NA7Mは上位機種よりも価格が抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。
EH-NA7Mは、シンプルで持ち運びやすいドライヤーを求める方に最適です。一方、EH-NA9Mは、髪や頭皮のケアを重視する方におすすめです。どちらを選ぶかは、使用シーンや予算に応じて決めると良いでしょう!
EH-NA7M と上位機種の EH-NA9M との違いをスペック表に纏めると以下の通りです。
項目\仕様 | EH-NA9M![]() | EH-NA7M![]() |
---|---|---|
シリーズ | nanocare | nanocare |
タイプ | ナノイー & ミネラル※1 & マイナスイオン搭載 | ナノイー |
カラー | -H(ノーブルグレー) -E(ノーブルベージュ) | -P(モイストピンク) -H(モイストグレー) |
ミネラル & マイナスイオン (イオンチャージPLUS) | 〇 | × |
UVケア効果 | 〇 | × |
スマートセンシング(風温自動コントロール) | 〇 | × |
モード | ①温冷リズム ②毛先集中ケア ③SCALP ④SKIN | × |
速乾ノズル | 〇 (本体内蔵) | 〇 (本体内蔵) |
冷風 | 〇 | 〇 |
本体の折り畳み | × | 〇 |
付属品 | セットノズル | セットノズル |
消費電力(約) | 1200 W (TURBO/HOT時) | 1200W (TURBO時) |
温風温度 (室温30 ℃の時) | 約95 ℃(TURBO/HOT、DRY/HOT時) | 約95℃(TURBO時) |
風量※2 | 1.5 ㎥/分 (TURBO時※3) | 1.5 ㎥/分 (TURBO時※3) |
本体寸法 | 高さ22.1×幅16.1×奥行7.4 cm | 高さ22.1×幅16.1×奥行7.4cm |
本体質量(約) | 580 g (セットノズル含まず) | 約565g (セットノズル含まず) |
※1 ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生される亜鉛粒子です。
※2 ドライヤーの吹出口における風量(測定方法は、JIS C 9613に基づく)
※3 ノズル装着なしの時
ナノケア EH-NA7M を使ってみた感想
パナソニックヘアドライヤー「ナノケア EH-NA7M」を約一か月間使ってみた感想です。
【重さ】
以前使っていたイオン搭載のパナソニックヘアドライヤー「イオニティ EH-NE5B」(重量:約475g)と比べ、やや重く感じますが慣れれば気になりません。私が通っている美容室の先生が使われているダイソンのヘアドライヤー「Dyson Supersonic Ionic HD03 ULF」(重量:約697g)よりは軽いです。
【速乾性】
速乾ノズルが内蔵されているため、以前使っていた機種よりも速く乾きます。速乾ノズルにより、強弱差のある風で、素早く毛束をほぐすことが可能になっています。
但し、本機種は髪のケア重視で温度が低めに設定されているため、湿度の高い日では、前機種のイオニティ(DRY時は約105℃)と比べ、乾きにくい場合もあります。
【スタイリング】
付属品の「セットノズル」を使用することで、スタイリングがし易くなります。以前の機種よりも、材質、形状とも優れています。セット時は、用途に応じ強弱の吹き出し口の方向にセットノズルの方向を合わせます。
なお、温度が低めに設定された本機種は前機種のイオニティと比べ、セット力はやや落ちます。
【髪の状態】
肝心の髪の状態ですが、前のドライヤーと比べ、ほんの少しですが、ややしっとり感が増したようには思えます。劇的に変化する訳ではないので、パサつきを抑えるため従来通りヘアオイルを併用しています。
【収納性】
折り畳めるので、棚の上に置いても邪魔になりません。比較的軽いため、旅行にも活躍できそうです。
ナノケア EH-NA7M のギャラリー
ナノケア EH-NA7M-P [モイストピンク] のギャラリーを以下にアップします。






EH-NA7M 取扱説明書(詳細版)
総評
パナソニックのヘアドライヤー「イオニティ EH-NE5B」から「ナノケア EH-NA7M」へ買い替えた結果、以下のメリットを実感しました。
- 速乾ノズルの効果で直ぐに髪が乾かせるようになった
- 良質なセットノズルでスタイリングがし易くなった
- 微妙だがセット後、やや髪にしっとり感が加味された
- 上位機種にあるモードボタンがなく、機能がシンプルなので、操作が簡単
- 折り畳めるので、容易に収納できる
デメリットに関しては、以下の通りです。
- 機能の割には本体価格が高い
- イオニティと比べ、設定温度が低めなので乾きにくい場合があり、セット力が弱い
- 低い設定温度を風量でカバーしているため、動作音が大きく、静音性では劣る
- イオニティと比べ、やや本体の重量が重く、長時間使うと腕が疲れる