最終更新日:2024年12月3日 at 6:51 PM
自宅マンションの共用廊下側の寝室に設置している冷暖房兼用タイプのコロナ窓用エアコン CWH-A1815(2015年製)が壊れたので、2014年製のコロナ「ReLaLa CWH-A1824R」へDIYでの交換工事を実施しました。
昔は、松下電器産業のナショナルブランドでも窓用エアコンが販売されていたのですが、冷暖房タイプの窓用エアコンは唯一、コロナ社だけが製造販売しているため、選択肢は一択となります。
残念ながら、大手家電量販店では、窓用エアコンは夏場だけしか店頭販売していないそうなので、今回は通販サイト「Yahoo!ショッピング」にて、コロナ社の冷暖房タイプの窓用エアコン「ReLaLa CWH-A1824R(W) 」を 69,516円(送料込み)で購入しました。
窓用エアコンの設置工事は、アルミ製窓サッシへの窓ストッパーの取り付けで穴開け作業などが発生し、専用工具がないと困難な面もあり、手軽には設置できません。
よって、新規設置に関しては、なるべく業者へ依頼される事をお勧めします。
今回は同一メーカーの機器の交換で、パーツや仕様も同じであったため、DIYでの工事が可能と判断し、自身で設置工事をすることにしました。
なお、エアコン本体(総重量24kg)は、かなり重いので、一人での作業は相当な覚悟が必要ですw
因みに、私は今回の作業で腕が筋肉痛になりました🤦♂️
設置工事の際は、くれぐれも腰や腕を痛めないよう、慎重に作業をしましょう!
以下のギャラリーは、CWH-A1824R のパッケージ開封の様子です。
パッケージ内には、本体と専用リモンコン、設置用パーツ、取扱説明書の他、作業手順書(据付説明書)も同梱されています。
旧窓用エアコン CWH-A1815 の取り外し
窓用エアコンの交換工事に先立って、旧コロナ窓用エアコン CWH-A1815(アイキャッチ画像)の取り外し作業を行います。
以下のギャラリーは、新機種(CWH-A1824R)の写真を使っておりますが、旧機種も同じ仕様です。
新窓用エアコン CWH-A1824R の取り付け
コロナ窓用エアコン「ReLaLa CWH-A1824R」は、以下のような特徴を持っています。
- 省エネ性能: 高いエネルギー効率で、電気代を抑えることができます。
- 静音設計: 静かに運転するため、快適な環境を提供します。
- 軽量・コンパクト: 窓枠に取り付けられるため、取り付けや取り外しが簡単です。
- 多機能: 冷房・暖房両方の機能に加え、自動運転、ドライ運転、内部乾燥運転も可能で、四季折々の快適な空調をサポートします。
- 使いやすい操作パネル: 簡単な操作で温度や風量を調整できます。
- フィルター機能: 別売り品で、ウィルス抑制・除菌・脱臭 10年交換不要フィルター(CD-JF2S)の装着が可能です。
試運転させたところ、初期動作時を除外すれば、確かに旧機種よりも稼働音は静かでしたので、性能の向上は見られるようです。
新機種 CWH-A1824R への交換工事は、以下の手順で実施しました。
旧パーツの交換
取付枠の調整と窓枠への取り付け
上のアイキャッチ画像の左側は新取付枠、右側が旧取付枠です。設置する窓の高さが84cmであり、この状態では新取付枠の設置は不可能です。
従って、新取付枠の赤丸内のネジを回して上枠を外し、以下のようにアコーディオンパネルをハサミまたはカッターでカットして、上枠をこの高さが上限になるよう調整する作業が必要となります。
パッキンの取り付け
以下のように、取付枠に柱側パッキン(幅狭)、戸側パッキン(幅広)を取り付けてから、窓サッシの縁の窓パッキンを貼り替えます。
窓パッキンの貼り替えの際は、仕上げを奇麗にするため、以前の糊を完全に除去してから作業します。また、反対側のサッシの形状に合わせて凸部をカットする必要があります。
取付枠を窓枠に設置
窓用エアコンの取付枠を補助金具のレールの溝に沿って、左へスライドさせて窓枠に設置します。アコーディオンパネルの上部を上方向へ上げてから、全てのネジ(計4か所)を絞めて取付枠を固定します。
室内ドレイン対応と本体の取り付け
一般的にマンションでは、管理組合の規定により、ドレインの排水は共用廊下側へは流せないため、以下のように、本体を室内ドレイン方式に対応させてから、エアコン本体を窓枠に設置します。
エアコン本体を持ち上げる際は、本体の底部ならびに側面を手で支えて持ち上げます。本体正面の化粧パネルを掴んで持ち上げたりするとエアコンが落下する危険性があるため、化粧パネルには絶対触れないようにします。
①取付枠下部の左右凸部2か所にエアコン底部の凹部左右2か所をはめ込む
②エアコンの上部を押して、ロックされるのを確認
③上部のクーラー固定ネジをプラスドライバーで回して固定
室内ドレイン排水について
室内ドレインは、以下のように灯油用のポリタンクなどへ排水します。
以下は、タンク上部に水位センサーを設置しており、ドレインが一定の量に達すると、アラームが鳴りスマホにも通知が来るようにしております。
家電リサイクル品の処分について
交換工事で廃棄するエアコンは、家電リサイクル法により、適切な方法で処分することが義務付けられています。
今回の工事で発生した廃棄物に関しては、平塚市が推奨する「一般廃棄物収集運搬業者」へ有料で処理を依頼することにしました。
詳細は、以下の平塚市の公式サイト「家電リサイクル品の処分」に掲載されています。
因みに、回収業者は株式会社クリーンサービスへ依頼し、マンションのエントランスまでは依頼者が運搬する条件で、コロナ窓用エアコンの回収料金は、3,990円でした。