湘南美容クリニックで施術したアンチエイジングの報告と過去の脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸、インプラント等の詳細を解説

update 最終更新日:2021年8月8日 at 8:54 PM

だいぶ、酒にやられて外壁が劣化したようなので、湘南の工務店で… いやいや、湘南美容クリニックでアンチエイジングの施術をしました。

サーバーのメンテナンスが一段落付いたところで、今度は自分のメンテナンスです。1038歳を維持するのは大変です!😅

日頃から、エステやデンタルクリニック、フィットネスクラブなどで、ご自身の身体をトータルにケアされている方は例外かもしれませんが、マンションなどの建物と同様、残念ながら一定の年数に達したら、人間も加齢と共に急激に劣化が進んでいきます。
一般的に、マンションは12年周期で大規模修繕工事を実施するとされていますが、私もここ12年の間に自身の大規模修繕工事を実施しました。

その工事内容、即ち美容整形に関してですが、先ず、11年前に腹部の脂肪吸引&脂肪幹細胞注入によるバストアップを施術しました。
そして、顔面についてです。本来的には美容整形に対して肯定的では無かったのですが、劣化が目立つようになった事もあり、3年前から顔の原型を変えるような整形は行わない事を前提に、アンチエイジングと現状回復のみを今日まで実施しました。
また、6年前よりインプラントも施術し、これまで左奥歯の合計3本をインプラントに入れ替えています。

そこで、それらのメンテナンスのために、一体どれだけの費用を費やしたのかを考えた事が無かったので、過去11年間分の資料を引っ張り出し、調査してみました。
そのデータを直近から時系列で纏めたものが以下の表です。

* 2021.08.05 更新

年月日クリニック名所在地施術費用(円)
2021.02.28湘南美容外科 藤沢
(神奈川)
アイバックリムーブ法による下瞼タルミ取りの再OP(右目) 5,071
(総額10,450円から、5,379Pを差し引いた金額)
2020.08.25湘南美容外科藤沢*
(神奈川)
*駅前のビルに移転
アイバックリムーブ法による下瞼タルミ取り228,953
2019.11.18クリア歯科有楽町
(東京)
左奥上歯に1本のインプラント治療(ブレーンベース製)248,000
2018.03.08湘南美容外科藤沢
(神奈川)
下瞼タルミ取りの再OP33,980
2017.08.12湘南美容外科藤沢
(神奈川)
下瞼タルミ取り(目の下の切らない目の裏脂肪取り)+SBCリッチフェイス366,380
2014.11.20クリア歯科八重洲
(東京)
左上奥歯へ2本のインプラント治療(ブレーンベース製)392,040
2009.02.16品川美容外科横浜
(神奈川)
腹部の脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸手術+PRP515,830
総額:
1,790,254
Senriのメンテナンス履歴


アンチエイジングに関しては、エストロゲンの投与も有効とされていますが、上の表ではホルモン関連の費用は除外しています。
ざっと、1,790,254円となりますが、ブスな割に結構な投資額ですよね…😂

この中で、インプラントについては、3カ月毎の定期健診が義務付けられていますので、今後も継続して費用がかさむ事が予想されます。

さて、以降では、各クリニックでの施術内容の詳細を説明します。
ご覧頂ければ、私のポンコツの度合いが更にお分かり頂けるかと思います(笑)

湘南美容クリニック

第1回目の施術(2017.08.17)- 下瞼タルミ取り(目の下の切らない目の裏脂肪取り)+ SBCリッチフェイス

2020.09.14 追記
📸 施術前と術後1週間後のビフォーアフターの写真です。

個人差はありますが、加齢により段々と目の下の眼輪筋が緩み、眼底部の脂肪が重力の影響で落下し、下瞼に膨らみが発生するそうです。

そこで、第1回目の施術では、下瞼の裏側から目の下に出来た膨れた脂肪を除去すると同時に、目頭部分のゴルゴ線の平滑化のため、窪んだ個所にコンデンスリッチフェイス法により、濃縮脂肪細胞(CRF)を同時に注入する施術を藤巻医師の執刀で行いました。脂肪はおへそから吸引して採取しました。

湘南美容クリニックのサイトには、以下の通りコンデンスリッチフェイス法についての詳細が掲載されています。

🔗 コンデンスリッチフェイス(CRF)の詳細情報

コンデンスリッチフェイス法とは、ご自分の脂肪を注入することで、注入箇所にハリと潤いを蘇らせ、ふっくらとして丸みを帯びた健康的な素顔を形成することができます。また採取した脂肪は、遠心分離にかけ、コンデンス(濃縮)技術で不純物を除去、健全な濃縮脂肪細胞=コンデンスリッチファット(CRF) だけを注入するため、高い定着率を実現し、吸引した脂肪を最大限に活かせる若返り法です。


今思うと、瞼の下にはあまり凹みは無かったので、CRFは特に必要無かったような気もします。この時は、カウンセラーの勧めるがままに承諾したため、以下の明細の通り、高額な費用(366,380円)が掛かってしまいました。

なお、CRFが開発される以前の時代は通常の脂肪を注入する事もあったとみられ、その結果、定着が不十分で数年後、脂肪の塊が頬まで落ちてきてしまい修復不可能になってしまったケースもあるようです。

第2回目の施術(2018.03.08)- 下瞼タルミ取りの再OP

前回実施した施術結果を検証した結果、右瞼の下の脂肪が完全に取り切れていなかったと判断したため(左右がアンバランス)、SBCの安心保証制度(1年保証)に基づき、藤巻医師の執刀で再オペを実施しました。麻酔のみ自己負担となります。

第3回目の施術(2020.08.25)- アイバックリムーブ法による下瞼タルミ取り

目の下の脂肪を取る事で、年月が経過すると余った皮でシワが出来る場合があると聞かされていましたが、危惧したとおり2年が経過した時点で目の下の小じわが気になるようになりました。
カウンセリング担当で執刀医の藤巻院長先生によると、瞼の下の弛んだ皮膚を数ミリの幅で切り取り、縫い合わせてリフティングする方法が最善の解決法との事でした。

切ることには大きな抵抗があったのですが、他に選択肢は無いようなので、最終手段とし、やむを得ずこの手法を承諾しました。
下睫毛の下に沿って切るので、切開線はあまり目立ちませんが、傷痕が全く分からない訳では無いとの説明でした。

ご参考のため、以下のギャラリーには、カウンセリング時の見積書、アイバックリムーブ法の説明書、使用する麻酔、術後のダウンタイム等についての資料をアップします。

術後のダウンタイム期間は、炎症を抑えるため、額に冷却シートを貼ると共に、内服薬も服用しました。
内服薬については、抗生剤と痛み止めの他に、ダウンタイム期間を最短にするため、以下のSBCから提供されたサプリである「SinEcch」(高価なのでオプション)ならびに、自身で用意したHYTHIOL-Cプラス2も服用しました。

第3回目の施術(アイバックリムーブ法)のビフォーアフター

📸 施術前と術後1週間後のビフォーアフターの写真です。

術後、摘出した表皮と脂肪を見せて貰ったのですが、左右の瞼の下が少し膨らんでいたので、その部分の脂肪も少し除去したそうです。
リフティングのため、レーザーメスで目尻と下睫毛の下に沿って切られていますが、正直言って、ここまでやってしまうのは、ちょっと怖いです。

切り取った表皮の幅は、凡そ2mm程度でしたので、執刀には相当高い技量と繊細さが求められるのかと思います。
執刀医の藤巻医師によると、あまり切り取り過ぎると、口を大きく開いた時に、最悪、皮が引っ張られ下瞼が裏返ってしまうので、適度な幅で切り取る必要があるとの事でした。

アフターの写真では、未だ、腫れが残っていますが、透明な糸で縫合されているため、糸はあまり目立ちません。傷痕が何処まで消えるのかについては、今後1ヶ月間で経過観察をします。藤巻医師によれば、術後1週間にしては、腫れが引いており、とても状態が良いとの事でした。

目尻の亀裂個所については、時間が経てばそのうちお肉が盛り上がって、目立たなくなるそうですが、現時点ではどうなるのかは分かりません。
1年保証が付いているので、来年の1月まで経過観察をして、最悪ダメな場合は、来年の2月位を目途に医師の判断を仰ぎ、再オペ(麻酔代は自己負担)の選択も視野に入れています😓


📸 抜糸してから7~9日(術後約2週間)経過後の素顔ならびにメイク写真です。

未だ下瞼周辺に腫れが残っていて、若干違和感もあります。指で触れると痛みもありますので、完治の状態ではありません。
下睫毛に沿った傷痕は、割と綺麗に仕上がっていて、あまり目立ちませんが、目尻の傷痕ははっきり分かります。
基本的に完全に仕上がるまで、少なくとも1ヶ月位は掛かるらしいので、引き続き経過を観察します。

蛇足になりますが、目の二重はナチュラルです。若い時は一重と二重の中間くらいでしたが、20代後半の頃から段々と上瞼の脂肪が取れ、自然と二重に変化しました。

そもそも、目の下に脂肪が溜まる根本的な原因は、眼輪筋の筋力低下である事が分かりました。
そこで、たまたまダウンタイム中にTBSのショッピング番組を観ていたら、以下の眼輪筋を鍛えるEMSマッサージ機「リスタートアイ」の美顔器が紹介されていましたので、速攻で衝動買いしてしまいました😅
この美顔器は、肌が落ち着く2か月目から活用する予定です。

日頃のケアは面倒ではありますが、美顔器への13,605円(送料・税込み)の投資で、少しでも問題が解消できるのならば、美容整形よりもリスクが無く、断然安上がりの解決法だと思います。
今更ながら、これまで日頃のケアを怠っていた事を後悔しております。

2020.09.26 追記

📸 術後30日経過後の素顔ならびにメイク写真です。

目の周りの腫れは引きましたが、神経も切ったので下瞼を引っ張ると若干の痛みを感じます。
下睫毛の切開線は綺麗な仕上がりなので、あまり目立ちませんが、目尻の部分は切開線は、依然としてはっきり分かります。
半年くらい経つと、また形状が変化するかと思いますので、年内まで経過観察を続けます。

2020.10.06 追記
目の下の皮膚が乾燥した際に生じる小皺の予防のため、以下のヒアロディープパッチを試しています。一月くらい試用し効果を確かめます。

2020.10.14 更新
上記のヒアロディープパッチを一月試してみて分かった事ですが、それなりの効果はありますが、持続性はほとんど無く、効果はほんの数時間だけです。
ヒアルロン酸は皮膚の表面上に僅かに浸透するだけであって、時間が経てば皮膚が乾燥し直ぐ元の状態に戻ります。
結論ですが、こんな商品に高いお金を出して定期購入する意味は無いと思います。

2021.08.05 追記(再OP)

第4回目の施術(2021.02.28)- アイバックリムーブ法による下瞼タルミ取りの再OP

2020年8月25日に実施した「アイバックリムーブ法による下瞼タルミ取り」の施術痕が落ち着いたので、仕上がり具合を検討した結果、2021年2月28日に再OPを依頼しました。
施術内容としては、右目の目尻の微小な小皺を除去するための修正OPです。
以下のギャラリーは、再OP後、 約半年が経過したものです。施術痕は殆ど分からなくなり、綺麗に仕上がりました。 … 後で気が付いたのですが、以下の画像を含め自撮り画像は全て左右が反転しています🙇‍♀️
なお、私の目はもともと二重瞼なので、その辺りには一切手を加えておりません。あくまでも、アンチエイジング、即ち原状回復工事が主目的です。 😅


クリア歯科

個人差はありますが、残念なことに、30歳を過ぎた頃から徐々に唾液量と免疫力が低下し、歯茎の状態が悪くなる傾向になります。
これを予防するためには、毎日、歯間ブラシや糸ようじを併用しつつ、念入りに歯ブラシでブラッシング(10分程度)をする必要があります。
また、定期的に日々のブラッシングでは落とせないプラーク(歯周病菌の餌)を除去するため、デンタルクリニックでスケーリングを行う必要もあります。

現在は、クリニックで2カ月に一度の頻度でスケーリングをしているため、歯の状態は比較的良好です。
しかしながら、以前、システムエンジニアの仕事をしていた時代、あまりにも忙し過ぎて歯のメンテナンスを怠った結果、状態が悪化し上顎部の左奥歯が弱くなってしまいました。
その後、クリニックで歯周病の治療を続けたのですが、これ以上の改善が望めないと判断した奥歯(これまでに計3本)を抜歯し、インプラントにする事に決めました。

インプラントは、美容整形と同様に自費診療となるため、高額な費用が掛かります。しかし、インプラントにする事で、以前の自分の歯のように、スマートに硬いものが楽に噛めるし、ステーキなども美味しく食べれるようになるのが最大の魅力と言って良いでしょう。

以下は、クリア歯科のパンフレットです。(現在の「クリア歯科 東京院」は有楽町に移転しています)

第1回目の施術(2014.11.20)- 2本のインプラント治療(ブレーンベース製)

クリア歯科 東京院が東京駅八重洲口にある時代に、上顎部の左奥歯の2本をインプラントにしました。
なお、骨に埋め込む人工歯根は、インプラント本体+アバットメント(角度調整が可能な支台)で構成されています。しかしながら、歯を抜いた直後や歯周病などで歯が溶けて土台となる骨に十分な厚みが足りない場合は、直ぐにこのインプラントを埋め込む事は出来ません。

歯を抜いた直後なら、最低でも3カ月くらいの間を空け、骨が生成されるのを待ち経過を観察します。
また、歯周病で骨が激しく溶けてしまっている場合や歯周病が完治していない場合は、インプラントが不可能な事例があります。
もし、将来、インプラントをお考えならば、歯周病は完治させる事、歯周病で治る見込みの無いダメな歯は思い切って抜いてしまう判断も必要になるのかと思います。

さて、私の場合ですが、レントゲン診断の結果、上顎部の左奥歯2本については、骨量がやや不足するが、ソケットリフト法(上顎洞底挙上術)という上顎の骨の再生手術を行うことでインプラントは適応可能という診断結果でした。
よって、第1回目の施術は、先ず、ソケットリフトのオペを行い、3ケ月後にインプラントの治療に入りました。

この際の見積書は以下の通りです。インプラント2本の治療総額は、392,040円です。

インプラント本体のアバットメントについては、国産のブレーンベース社製のアロー(チタン素材)を選択しました。
お金のある方は、定着率が高く世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製やストローマン社製(最高品質)のインプラントを選択すれば良いでしょう。

現在は有料になっていますが、当時はソケットリフトが無料でしたので、大変安く上がったと思います。
但し、クリア歯科では、ブレーンベースには3年保証(ノーベルバイオケアは7年、ストローマンは10年)が付きますが、ソケットリフトの治療を伴うと無保証になります。

また、クリア歯科では、今も同様ですが、クラウン(かぶせ物)については、高価なジルコニア素材を標準採用しています。ジルコニアは、プラスティックやセラミック素材などのクラウンと比べ強度が高く、審美的(自身の歯の色に合わせる事が可能)にも優れています。
他院でこれらのスペックを選択したのならば、もっと高額な見積になるのではないでしょうか。

さて、次のフェーズです。
レントゲンを撮った結果、十分な骨量が認められたら、アバットメントの埋め込みです。
もちろん、麻酔をしてからですが、この治療は、インプラントを入れる部分の歯茎を切開し、ドリルで骨に穴を空けてアバットメントを埋め込みます。
埋め込みが出来たら、切開した歯茎を縫い合わせてアバットメントを閉じ込めます。そして、アバットメントが骨に定着するまでの期間(約2ヶ月位)を猶予します。

アバットメントが骨に定着したら、いよいよクラウン装着の段階へと移行します。
しかし、いきなり本番用のジルコニア素材のクラウンを装着することはしません。ジルコニア素材は硬くて容易に直しが利かないので、先ずは正規のクラウンが出来上がるまで、事前に型取りして制作したプロピジョナルのクラウン(プラスティック素材)を使用します。

プロピジョナルは、歯茎を切開して頭出しされたアバットメントの上に被せます。プロピジョナルを一定期間装着する事で、歯肉の状態を整え、周辺の歯との調和も図ります。
プロピジョナル装着の期間が約1ヶ月以上経過し、歯肉や周辺の歯に馴染んだところで、いよいよ最終工程の本番用クラウン(ジルコニア素材)を装着します。

以上が今回のインプラント治療の全工程です。
一言でインプラントと言っても、実は治療を終えるまでの長い道のりがある事がお分かり頂けたかと思います。

第2回目の施術(2019.11.18)- 左奥上歯に1本のインプラント治療(ブレーンベース製)

クリア歯科が有楽町へ移転してから、3本目のインプラントの治療をしました。今回は、弱った歯の下の骨がダメになる前に、地元の歯医者さんで抜歯してもらっていた所であり、場所は上顎部の3番目の左上奥歯です。
レントゲン診断の結果、幸いな事に骨量は十分確保されているらしく、今回は前回のようにソケットリフトの治療は必要ないとの事でした。

よって、治療法とフェーズは、ソケットリフトを除けば、第1回目の施術(2014.11.20)と全く同じです。
しかし、以下の見積書に示した通り、全体的に料金が少し上がったようです(1本で248,000円)。
まあ、それでも、このスペックでこのお値段なら、他のクリニックより安いとは思いますが…😓

以下は、上顎部の3番目の左奥歯(写真の右上)にアバットメントを埋め込んだ直後の写真です。この後、アバットメントの定着期間を経てから歯茎を切開し、プロピジョナルのクラウンを装着します。
一定期間、プロピジョナルを歯茎や周辺の歯に馴染ませ、最終的にジルコニア素材のクラウンを被せてインプラントの全治療を終えました。


品川美容外科

本ブログ執筆日から、約12年以上前の事ですが、エストロゲンの副作用により下腹部の脂肪が付き過ぎてしまい、日頃から酷く悩んでいました。
そこで、低周波マッサージ機やダイエット等もトライをしてみたものの、思ったほどの効果が出ませんでした。

結局、最終手段として、思い切って脂肪吸引をする事を決意しました。
その際、吸引した脂肪をそのまま捨ててしまうのではなく、豊胸にも利用できる事を知り、脂肪吸引と脂肪幹細胞注入による豊胸手術を同時に行う事にしました。

当時は脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸ができるクリニックは限られ、どこも費用が高額でしたが、その中でも料金が一番安い品川美容外科(横浜院)を選択しました。料金は、PRPも含めて、総額515,830円でした。

実は、その後、品川美容外科の池袋院にて、脂肪吸引手術での死亡事故が発生した影響で、現在、品川美容外科では脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸手術は扱っていないようです。
品川美容外科で行った「脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸手術」の詳細は、以下の通りです。

腹部の脂肪吸引&脂肪幹細胞注入による豊胸手術+PRP (2009.02.16)

品川美容外科 横浜院においては、腹部の脂肪吸引と同時に「脂肪幹細胞注入法」による豊胸手術をしました。
また、ついでにですが、カウンセラーの勧めで、脂肪吸引で抽出した血液をもとにPRP療法(自己多血小板血漿注入療法)も行いました。

PRP療法とは、自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療であり、血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、注射する治療法です。効果のほどは未知数ですが、このPRP療法を目尻の周辺に適用する事で、目尻周りの皮膚の再生機能の向上を期待します。

品川美容外科から貰った当時の脂肪幹細胞注入法、ならびに、PRP、脂肪吸引に関する説明資料を以下のギャラリーにアップします。

脂肪吸引について

先ずは、脂肪吸引について説明します。
手術に先立ち、麻酔をするのですが、いきなり背中に2本の硬膜外麻酔の注射を打たされた上、尿道にカテーテルを挿入されたのですが、それは想定外の痛さでした。
首から下の神経全体を麻痺させる必要があるため、ここは痛くても我慢するしかなかったようですが、湘南美容クリニックのように、安心麻酔(笑気ガス+静脈へ鎮静剤を点滴)がオプションで用意されていたのならば、もっと痛みが緩和できた筈です。

脂肪吸引ですが、先ずお腹全体にエルコーニア・レーザーを照射し、脂肪全体を柔らかくします。
次に、下腹部の付け根の2か所を5mm程度切開し、「カニューレ」と呼ばれる細長い吸引管を突き刺し、超音波で脂肪を溶かしながら吸引していきます。
激痛で息ができない状態になりましたが、麻酔が効いてきたせいか、途中から意識がなくなりました。

後で確認したのですが、全部で1,200ccの脂肪を吸引したそうで、その内の200ccづつが両胸に移植されたようです。
切開して縫合した個所は、1週間後に抜糸しましたが、傷痕はしっかり残りました。しかし、年月が経過すると目立たなくなるし、見えない部分なので、さほど傷痕は気にならないかと思います。

「脂肪幹細胞注入法」による豊胸手術

さて、次は「脂肪幹細胞注入法」による豊胸手術です。
従来のように、脂肪吸引した脂肪をそのまま胸に注入した場合、定着率が悪くシコリになったりして、思うような結果が得られない事が問題となっていました。

そこで、特殊なフィルターを用い、採取した脂肪から、死活細胞や老化細胞等を取り除き、脂肪細胞や成長因子が含まれる純度の高い良質な脂肪細胞(脂肪幹細胞)のみをバストに注入する手法が開発されました。
この手法を当時の品川美容外科では、「脂肪幹細胞注入法」と呼んでいたようです。

現在、この手法に相当するものとしては、湘南美容クリニックの「ピュアグラフト脂肪注入豊胸」に相当するのではないかと思われます。
これは、以下のリンク先「ピュアグラフト脂肪注入豊胸の詳細情報」で詳しく解説されています。

🔗 ピュアグラフト脂肪注入豊胸の詳細情報

なお、上記の手法による脂肪の定着率は、50~60%位(+1~1.5カップ)ですが、湘南美容クリニックでは、以下のリンクに示す通り、更に定着率を高めた「コンデンスリッチ脂肪注入豊胸」、「セルーション」が提供されています。

🔗 コンデンスリッチ脂肪注入豊胸の詳細情報
🔗 セルーション

この中では、セルーションで最先端の再生医療が導入されているのですが、何分にも費用が高額(1,446,290円)なので、費用を抑えるのならば、ピュアグラフト(488,880円)かコンデンスリッチ(896,290円)の選択になるのかと思います。

ダウンタイムとケア

通常、ダウンタイムは1週間とされていますが、広範囲に脂肪を吸引した場合、激しい痛みが持続するため、実際は2週間くらいだと思います。
抜糸後、吸引した個所については、約3カ月間、指の腹で軽くマッサージを続ける必要があります(バストは不要)。
私の場合、エンダモ用のマッサージ器(セルリンクルケア)を使用しました。
マッサージをすることで血行が良くなり硬縮の解消が速まるようです。

また、吸引した個所については、約3カ月間、必ず圧迫固定をする必要があります。圧迫をしないまま過ごしてしまうと、老廃物がリンパ管に停滞し、酷いむくみを起こし、吸引個所の肌が凹凸に仕上がってしまいます。

私の場合は、お腹の脂肪吸引でしたので、圧迫固定のためにガードルとウエストニッパーの着用をクリニックから求められました。二の腕や太ももから脂肪吸引をされた方は、サポーターやストッキングを使用します。

バストについては、術後2週間は形状が安定しないため、ブラ(ワイヤー無し)の着用が必要とされています。

PRP療法について

PRP(多血小板血漿)療法とは、自分の血液中に含まれる血小板の成長因子が持つ組織修復能力を利用し、本来備わっている「治る力」を高める事による治癒を目指す再生医療の一つです。

要するに脂肪吸引で大量の血液が採れるため、ついでに血小板を抽出しPRP療法もやったという訳です。
PRPの注射を目尻の周りに打つ事で、皮膚の活性化を期待しました。
さて、その効果ですが、一般的にPRP療法の効果は一時的なものとされ、殆ど効果の実感はありませんでした。単にお金の無駄遣いだったのかもしれません。😓

その後の経過

実のところ、脂肪注入による豊胸の結果は、+1カップくらいしかアップしませんでした。ところが現在は、+2カップくらいアップしています。
それは何故でしょうか?

これは、最近分かった事らしいのですが…
脂肪吸引をすることで確実に脂肪細胞の数が減り、脂肪を取ったところに脂肪が付く事は無いとされています。
確かにそれは紛れもない事実なのですが、実は年月の経過と共に無くなった脂肪を補填するため、代わりに内蔵脂肪やバストに脂肪が付くことが明らかになったらしいのです。正確に言うと、脂肪細胞が増えるというよりも、脂肪細胞が肥大化するイメージです。
その結果、術後11年を経て、予想よりもバストがアップしたものと考えられます。

よって、私も含めてですが、脂肪吸引の手術を行った方は、くれぐれも内蔵脂肪が付かないような生活習慣を心がける必要があるのかと思います。

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