最終更新日:2023年2月28日 at 3:50 PM
メインで使っている Galaxy S10+ の 格安SIM をマイネオ(プランはマイそく)から IIJmio (5GB) (注1)へMNPし、予備で確保している iPhone 7 (注2) の SIM を楽天モバイルから Povo2.0 へ同時にMNPしました。
それぞれの MNP の理由は以下の通りです。
- マイネオから IIJmio へのMNP
パケットが無制限で使えて、月額990円の料金プランは画期的で魅力だが、「月~金の12~13時の間のデータ通信速度が最大32kbps」の速度制限が掛かると全く使い物にならない。その時間帯は在宅でWi-Fi接続なら問題ないが、外出や緊急時には不便。また、その他時間帯に適用される1.5Mbpsの速度制限にもやや不満を感じる。 - 楽天モバイルから Povo2.0 へのMNP
これまで1GBまでなら月額0円で利用できていた「Rakuten UN-LIMIT VII」のプランが2022年7月1日より、新プランへ自動移行され、0~3GBまでが月額980円という料金体系に変更されたため。
2023.02.28 更新
(注1)2023年4月1日より、4ギガプランが5ギガに、8ギガプランが10ギガに増量されます。
(注2)iOS のアップデート打ち切りに伴い、サブ機については、 iPhone 7 から iPhone SE2 に機種変更しています。
マイネオから IIJmio へ MNP
通信費の節約のため、マイネオと同様に月額1,000円以下で利用可能な SIM を探していたところ、私にぴったりな SIM が インターネットイニシアティブの IIJmio でした。
自宅マンションでは、以下の湘南ケーブルネットワーク「光エコノミーコース、月額2,728円」にて、固定回線で常時インターネット接続をしております。
普段はPCや、スマホ、Blu-rayレコーダー、スカパーチューナーなどへのWi-Fi接続なので、スマホに関しては、月あたりのパケット量が大体4GB以下で収まっています。
以上のことから、IIJmio の 4ギガプラン(月額990円、au回線)を選択することにしました。
なお、マイネオでは、常時、ファイルの転送量を減らすため通信の最適化の処理が行われており、画像・動画ファイルが改変されることで、コンテンツの品質が落とされています。
しかし、IIJは以前、通信の最適化の処理を実施しないと表明しているので、マイネオよりはコンテンツの品質は良いと思われます。
通信速度に関しては、 au や UQモバイルと比べるとやや落ちますが、マイネオのマイそくと比べると格段に速いため、私としては大した問題ではないです。
IIJmio は、MNPの申し込みから3日後に SIM が届きました。
IIJmio の開通に際しての注意点としては、IIJmio のSIM カードに差し替える前に IIJmio オンデマンド開通センター(0120-711-122)へ電話をかけ開通手続きを行う必要があります。
その後は、本体のSIMカードスロットに IIJmio の SIM を挿し、マニュアルに記載された設定に従い、モバイルネットワークの APN 設定(iPhoneの場合は、構成プロファイルのインストールが必要)を済ませれば直ぐに開通できます。
以下のギャラリーは、APN 設定(Android)とアプリ「My IIJmio」の画面です。
表示されているデータ残量(1.81GB)は、使用開始日を起点とした日割りの数値です。
なお、IIJmioでは毎月付与される基本データ容量を超過した時に速度制限がかかります。データ容量を超えた場合の通信速度は最大300kbpsとなります。また、低速通信時(クーポン残量がない場合、もしくはクーポンをOFFにしている状態)において、3日あたりの通信量が「366MB」を超えてしまうと、通信速度が制限されます。
最後に IIJmio の特筆すべき点を挙げます。
音声通話に関してですが、国内通話料金が税込11円/30秒(※1)、「ファミリー通話割引」適用時(※2)は税込8.8円/30秒で利用できることです。これは、楽天電話アプリと同額であり、通話料金がかなり安くなりお得かと思います。SMS に関しては、Povo2.0 と同様の料金体系です。
※1 対象になるのは、携帯(070/080/090)、IP(050)、固定(0ABJ)への日本国内からの発信となります。テレビ電話などのデジタル通信料や電報サービス、時報サービス、天気予報等の特番系サービスなどは上記通話料の対象外となります。
※2 同一mioID内でご契約中の音声SIM同士で、日本国内から発信する通話のみ割引対象となります。
楽天モバイルから Povo2.0 へ MNP
私の場合、iPhone 7 に刺さっている楽天モバイルの SIM はサブ回線で使っているため、普段はあまり使うことがありません。よって、この SIM にはなるべくお金を掛けたくありません。
そこで、楽天モバイルを0円で利用していた人に一番最適な SIM として目される Povo2.0 へ MNP することにしました。Povo2.0 は、KDDIと沖縄セルラー電話によるサービスであるため、au回線となります。
Povo2.0 については、なんとMNPを申し込んだ日の翌日に SIM が届きました!
Povo2.0 のセットアップは、先ず、Povo2.0 のアプリをインストールしてから、本体のSIMカードスロットに Povo2.0 のSIMカードを挿し、以降はアプリのガイダンスに従うだけで回線の開通手続きが完了します。設定は、アプリが行ってくれるので簡単に行えます。
また、送付された Povo2.0 のスターターガイドの中には SIMピン も同梱されていて、とても親切な印象でした。
以下のギャラリーは、Povo2.0 がインストールされた iPhone 7 の App ライブラリとアプリ「Povo2.0」の画面です。トッピングは、「データ追加 1GB(7日間)390円」を適用しています。
Povo2.0 は、180日毎にデータ追加やコンテンツのトッピングを購入さえすれば、0円で利用できます。データ残量が0の場合、速度制限が掛けられ通信速度は 128kbps となります。
なお、一番安いトッピングは、220円の「smash.使い放題パック(24時間)」です。
Povo2.0 の通話料金は、以下の通りです。
・国内通話:税込22円/30秒
・衛星船舶電話:税込55円/30秒
・国内宛SMS送信料:税込3.3円/通
・海外宛SMS送信料:100円/通(消費税はかかりません。)
2022年7月に発生した au の通信障害の件を鑑みると、メイン機は DoCoMo、サブ機は au が理想なのかもしれませんが、メイン機が au のスマホであるため、どちらも au 回線となってしまいました。
なお、マイネオは au, DoCoMo, Softbank の3回線が提供されているので、キャリアの選択肢の多さでは、マイネオに軍配が上がります。
通信費のまとめ
MNPの結果、毎月の通信費(税込み)をまとめると以下のようになります。なお、この金額に SMS や通話料金は含まれていません。
MVNO / ISP | 通信費 | 適 用 |
---|---|---|
IIJmio | 990円 | 5GBまで |
Povo2.0 | 37円 | 6か月毎に220円の「smash.使い放題パック(24時間)」のトッピングを購入 |
湘南ケーブルネットワーク 光エコノミーコース | 2,728円 | 自宅マンションのインターネット固定回線、Wi-Fiにも使用 |
計 | 3,755円 | ー |
2023.02.28 更新
IIJmio から嬉しい知らせが届きました。以下の通り、価格はそのままで、2023年4月1日より、4ギガプランが5ギガに、8ギガプランが10ギガに増量されます!