最終更新日:2024年4月12日 at 12:32 AM
久々に湘南の絶景と桜が楽しめる名所「湘南平」へ行って来ました。
湘南平(高麗山公園:こまやまこうえん)は、神奈川県平塚市と大磯町にまたがる丘陵地の風致公園であり、標高約180メートルの高台に広がっています。この場所は美しい名所として多くの指定を受けており、「かながわの景勝50選」や「かながわの花の名所100選」、そして「夜景100選」にも選ばれています。
湘南平の展望台からは、相模湾の海岸線から丹沢連峰、富士山、箱根、伊豆の山々までを360度のパノラマで一望でき、絶景スポットとして知られています。夜はライトアップされて幻想的な雰囲気も楽しめます。
特に春には、約2000本の桜が咲き乱れ、夜桜も楽しめて、訪れる人々を魅了します。
桜の見ごろは毎年4月上旬から中旬で、湘南平まで行けるハイキングコースには山桜が出迎えてくれます。
湘南平の桜の主な種類には、ソメイヨシノやオオシマザクラが含まれており、周辺一帯で約260本の桜の木が美しく咲いています。特に湘南平のはらっぱ西側にある桜の広場に植えられた約160本の桜は圧巻です。
湘南平には2つの大展望台があります。
【レストハウス展望台】
レストランや休憩スペースがあり、相模湾沿いの湘南の絶景を楽しめます。東京や横浜の夜景、千葉県内房の夜景も一望できます。展望台には無料で利用できる双眼鏡も設置されています。
【電波塔展望台】
24時間夜景を楽しめる展望台で、平塚市街地の夜景を楽しむことができます。全面金網が設置されているので、小さい子供連れの方にもおすすめです。人が少ないため、ゆったりと夜景を楽しむことができます。
また、湘南平は春の時期には見事な桜が咲き乱れ、夜桜も楽しめます。約2000本の桜が咲く湘南平は、「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。見ごろの時期は毎年4月上旬から中旬で、湘南平まで行けるハイキングコースには山桜が出迎えてくれます。
アクセス
アクセス方法として、電車とバス、または大磯駅からのハイキングコース(高麗山自然道コース)で訪れることができます。湘南平の桜は例年3月下旬から4月上旬に見頃を迎え、外灯で夜桜も楽しめます🌸🌸🌸
所在地: 平塚市万田
種類: ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど
本数: 周辺一帯で約2,000本(頂上付近で約200本)
見頃: 3月下旬から4月上旬
交通: JR東海道平塚駅 バス3番線「湘南平」行き(平35系統)終点下車 約25分
※ちなみに、JR大磯駅からは徒歩40分(高麗山自然道コース)
湘南平へ向かう
4月6日、土曜日にJR東海道平塚駅のバス3番線「湘南平」行き(平35系統)の16時02分発のバス(神奈川中央交通)で湘南平へ向かいました。
湘南平で一人お花見
以下のギャラリーで湘南平の各お花見スポットをご案内します。
見事な桜並木のトンネル
桜の時期には、登り口から頂上の駐車場までトンネルのように桜並木が続いていて、とても見事です。
昔、湘南平をチャリで訪れた時は、この坂道を通ったのですが、本当に綺麗に咲き乱れていて素晴らしかったです。
レストハウス展望台
湘南平の頂上にあるレストハウス展望台の外観です。
レストハウス展望台からのパノラマ
レストハスト展望台からは、電波塔を含めて360°のパノラマで湘南の絶景が望めます。残念ながら、この日は曇天だったため、富士山は拝めませんでした。
海の上テラス
お花見後、レストハウス展望台の2階にあるレストラン「海の上テラス」でディナーを頂きました。
ディナーは、ポークステーキ・プレートとグラスビールをオーダーしました。海の上テラスの窓越しからは遠くに大磯漁港が望めます。
正式名称: 湘南平展望レストラン 海の上テラス
解放時間: レストハウス 9時30分~21時30分(テレビ塔展望台は常時開放)
桜の広場のギャラリー
湘南平のはらっぱ西側にある桜の広場は、一番のお花見スポットです。ここで満開の桜を満喫しました!
電波塔展望台
電波塔展望台から観た360°パノラマです。ここから湘南の絶景が望めます!
以下のギャラリーは、電波塔の中層階からの景色です。最上階からは更に遠くの景色が望めますが、四方が金網でガードされているので、あまり写真映えはしないかもです。
湘南平の電波塔は平塚・大磯の観光スポットではありますが、本来の目的はテレビ中継局であり、神奈川県内で最大の規模を持つ共建のテレビ放送中継局です。この電波塔は1972年に完成し、NHKと民放局が共同運営しています。
主な目的は次のとおりです。
テレビ放送の中継: 神奈川県内のテレビ放送を視聴するために、湘南平から電波を送信しています。
空中線電力: 空中線電力は神奈川県内の中継局として最大であり、広範なエリアにテレビ信号を届けています。
展望台: テレビ塔の展望台からは、富士山や相模湾などの美しい景色を一望できます。
この電波塔は、神奈川県内のテレビ視聴者にとって重要な存在であり、地域の放送を支えています。
高麗山自然道コースからの帰路
夕刻は帰りのバスはありません。岐路はタクシーでも帰れますが、私はハイキングコース(高麗山自然道コース)でJR大磯駅まで徒歩で向かい電車で自宅の平塚に帰宅しました。
高麗山自然道コースは、綺麗に整備された道ではなく、急坂な山道もある上、足元がぬかるんでいて歩きづらく大変でしたが、何とか大磯駅までおよそ35分で辿り着きました。大磯に着いた時は、汗だくだくでしたわ💦
山道の途中で何か所か標識の無い二股道があるのですが、その場合は本道と思われる道を選ぶか、判らない時は取りあえず右方向の道を進めば大磯駅方面に出れます!
なお、この山道は暗くてひと気が無く、気味が悪くちょっと怖いところでしたので、女性が一人で歩くのは避けた方が良いと思います。
ハイキングコースのMAP
ハイキングコースは、楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじやとおうけつぐん)のコースを選びました。順路を以下のMAPのブルーの点で示します。
実は後で分かった事ですが、このコースはマイナーなルートであり、現在では「高田公園コース」がメジャーなルートらしいです。但し、楊谷寺谷戸横穴群コースの方が大磯駅までは若干(約300m)近いようです。
なお、楊谷寺谷戸横穴群とは7世紀頃の古墳であり、県の重要文化財に指定されています。要するに墓地です💦
ハイキングコースのギャラリー
大磯駅に着いたら、すっかり夕暮れ時になりましたが、大磯駅を囲む桜は満開でした!