CGIアクセスカウンター TcounT 4 の復刻版を公開 – 二重カウント防止機能を追加し、T-Count Ver.4.20+ としてリメイク【無料CGIの再配布・ダウンロード】

update 最終更新日:2023年3月31日 at 2:32 AM

Takahiro Nishida さんが1998年に公開し、ネットから消滅してしまった以下の多機能グラフィックCGIアクセスカウンター「TcounT 4」の復刻版を公開します。CGIプログラムは、UTF-8のコード体系でリメイクしました。
このアクセスカウンターは、一つのCGIプログラムで複数のページに3種類(総合・今日・前日)のカウンターが設置できます。
公開するCGIプログラム(perl言語)は、IPアドレスのチェックによる連続アクセス時の二重カウント防止機能を追加し、Perl 5.26対応、数字画像(9種類)と gifcat.pl の最新版も同梱しています。

【ソフト名】 TcounT 4
【バージョン】 4.20
【種別】 CGIカウンター
【開発】 T (t-nishida@mvh.biglobe.ne.jp)
【掲載】 MyTools.NET (http://www.mytools.net/)
【最新版】 http://www.mytools.net/cgitools/count4.html
【著作権】 転載、改造、再配布全て自由 (詳しくは利用規定をご覧下さい)
 ※ 雑誌、CD-ROM等、商用メディアへの掲載の際には一言連絡下さいますようお願いします。

アクセスカウンターに関しては、KENT-WEBさんの 夢カウンター など様々なCGIプログラムが出回っています。
そのため、今さら昔のアクセスカウンターのプログラムは必要ないのではないかとは思いましたが、調べたところ複数のページに3種類(総合・今日・前日)のカウンターを設置できるCGIプログラムは今のところあまり見当たらないようです。
そこで、昔のソフトウエア資産を残すためにも、従来のプログラムに若干の機能を追加した上で、「TcounT 4 バージョン 4.20+」の再配布という形で公開に踏み切りました。

なお、「TcounT 4」の後継バージョンで「T-Count Ver.5.03」の存在も確認していますが、大分前に配布サイトが閉鎖され今では入手が困難(Takahiro Nishidaさんの存命も不明)であるため、今回はバージョン4をベースにリリースします。
T-Count Ver.5.03 に関しては、現在使用されている方からの提供に期待します。*

アクセスカウンターは、今や平成のレトロな文化とみなされるようになりましたが、私としては、もはや絶滅危惧種になりつつあるこのソフトウエアは残しておきたいなと思っております。

* 2022.09.25 更新
利用者からの情報提供を受け T-Count 5(復刻版) をリリースしました。

TcounT 4 復刻版の特徴

上記画像は、「TcounT 4 復刻版」にて、3種類(総合・今日・前日)のカウンターを表示させた例です。このページは、SSI により指定ファイルの更新日時も表示させています。
この画面を WordPress のトップページで表示させたい場合は、以下の例のようにテーマのプログラム front-page.php にインラインフレームを定義し、”view-counter.shtml” を呼び出すことにより、実現できます。

<center>
<iframe src="https://senris.com/view-counter.shtml" name="counter" width="100%" height="100" seamless="seamless" scrolling="NO" align="middle" frameborder="0">この部分はインラインフレームを使用しています。</iframe>
</center>

※ 参考までにですが、 view-counter.shtml は以下のように記述しています。
なお、以下の HTML もそうですが、今回のCGIプログラムは utf-8 のコード体系でリリースしました。現在では、絵文字への対応や「表示」などの文字化け回避にも対応可能な utf-8 への移行が進んでいることを踏まえ、CGIプログラムは全て utf-8 のコード体系で書き直しました。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<HTML>
<!--
********************************************************************************
*  Function               : Access counter display for WordPress
*  Designed & Written by  : Senri
*  Release date           : 2015/01/12
*  Last modified          : 2020/02/11 SSL compatible.
*
*  Copyright (C) 2015-2020 Senri. All rights reserved.
********************************************************************************
-->
<head>
<TITLE>View Counter</TITLE>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<style type="text/css">
<!--
body{
	font-size: 12px;
}
-->
</style>
</head>

<body bgcolor="#000000" text="#999900">
<div align="center">
  <table border="0">
    <tbody>
      <tr>
        <td><nobr><font face="Times New Roman" style="font-size : 80%;">Visitors:</font></nobr></td>
        <td><IMG src="https://senris.com/cgi-bin/TCount4/tcount.cgi?count&1&6&NeonBlue" align="middle" height="25" width="80"></td>
        <td><nobr><font face="Times New Roman" style="font-size : 80%;">Since 28 August 2022</font></nobr></td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
</div>
<div align="center">
  <table border="0">
    <tbody>
      <tr>
        <td><nobr><font face="Times New Roman" style="font-size : 80%;">Today:</font></nobr></td>
        <td><IMG src="https://senris.com/cgi-bin/TCount4/tcount.cgi?count&&4&DigitalNeon&today" align="middle" height="20" width="60" border="0"></td>
        <td> </td>
        <td><nobr><font face="Times New Roman" style="font-size : 80%;">Day Before:</font></nobr></td>
        <td><IMG src="https://senris.com/cgi-bin/TCount4/tcount.cgi?count&&4&DigitalNeon&day" align="middle" height="20" width="60" border="0"></td>
      </tr>
      <tr>
        <td colspan="6" align="center" valign="bottom" height="25"><nobr><font face="Times New Roman" style="font-size : 85%;">⏰ <i>Last Modified: <!--#config timefmt="%e %B %Y at %H:%M"--><!--#flastmod virtual="/index.php"--></i></font></nobr></td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
</div>
</body>
</HTML>

2023.03.09 更新
上記のHTMLは、HTML4の旧形式で記述されており、HTML5 で廃止された fontタグ、iタグなども含まれていますので、新しい記述形式に修正するのが望ましいです。「TcounT 4」の後継となる「T-Count 5 Ver. 5.03+」の記事内において、その修正バージョンを以下の通り公開しています。

※ もし WordPress でトップページ以外のページもアクセスの対象としたい場合は、テーマのプログラム header.php において以下の例のように記述します。

		<!-- #header-image -->
		<?php if ( is_front_page() || ( get_option( 'show_on_front' ) == 'posts' && is_home()) ) : ?>
			<!-- フロントページ or ブログ投稿インデックスページ -->
			<div id="hpb-header-image"><img alt="千里のポータルサイトへようこそ!" src="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/header-main.jpg"></div>
		<?php else: ?>
			<!-- アクセスカウンタのCGI呼び出し(TOP以外のページ) -->
			<IMG src="https://senris.com/cgi-bin/TCount4/tcount.cgi?count&1" height="0" width="0">
		<?php endif; ?>

以降は、以前の「TcounT 4」のマニュアルを元に編集、加筆したものとなります。

◆ TcounT Ver.4.20(復刻版)説明書

SSIを使ったものや、ページ全体をCGIにして出力させるグラフィカルアクセスカウンターはよく見掛けますが、これは普通のHTMLにimgタグで貼り付けるカウンターです。
TcounT Ver.4.20 は以下の特徴があります。 (★は 復刻版で追加した新機能)

・CGIなのでSSIを使えないサーバーでも使用可能
・一つのプログラムで複数のカウンターを動かせる
・img タグで張り付けるだけなので、ページのデザインがしやすい
・管理ページからカウンターの表示、追加、修正、削除等ができる
・管理ページから日別カウントログの表示、クリアが実行できる
・数字の画像には好きな gif ファイルを使用することができる
・カウンター毎に画像を変えることが可能
・日毎アクセス数を集計
・前日のカウント数が表示可能
・今日のカウント数が表示可能
★ IPアドレスのチェックによる連続アクセス時の二重カウント防止
★ Perl 5.26対応
★ 数字画像(9種類)と gifcat.pl の最新版を同梱
★ 海外サーバーで運用する場合の時差に対応

ソース

ダウンロードは、こちらから 👉 📥 TCount4.zip

tcount.cgi … 本体
tcadmin.cgi … 管理用
tclog.cgi … ログ表示用
gifcat.pl … GIF画像連結用ライブラリ (Ver1.61) Copyright © 1997-2002 杜甫々
★ MyTools_NET – TcounT Ver_4_20.htm … 以前の「TcounT 4」マニュアル
★ TCounts.cgi … テキストカウンター表示(オマケです)

インストール

ソースから tcount.cgi、tcadmin.cgi、tclog.cgi、gifcat.pl の4つのファイルをダウンロードする。

.cgi ファイルの最上部のPerlのパスを正しく設定する。

.cgiファイルの以下の変数を編集してください。★ 編集後、UTF-8(BOMなし)の文字コードで保存します。
(1) tcount.cgi、(2) tcadmin.cgi、(3) tclog.cgi

$basedir ….. データファイルを格納するディレクトリのパス (※注1)(1)(2)(3)
$ext ….. CGIプログラムの拡張子 (2)(3)
$topurl ….. 戻り先のURL(2)
$password ….. 管理用パスワード、初期値 = “password” (2)
$method ….. フォームの送信方法 (※注2) (2)
$TZ ….. 時差(GMT+秒) – 海外サーバでの動作を考慮、初期値 = +9*3600(日本時間) ★ (1)
$itvl ….. 同一IPアドレスの連続アクセスでカウントアップをスキップする間隔(秒)、初期値 = 60 ★ (1)

※注1 データファイルをプログラムと同じ場所に置く場合は $basedir=”.”; のままで。
※注2 “post” が使えないところでは “get” に変えてください。

.cgi、.pl ファイルをFTPのアスキーモードで転送し、パーミッションは~.cgi を705、gifcat.pl を604に設定する。

★ 以下では、telnetでの操作について詳しく説明していますが、基本的には、本サイトからダウンロードし解凍したファイルをそのままFTPでサーバーへ転送した後、パーミション設定を行うだけでインストールは完了します。

(telnetの場合)
% chmod 705 tcount.cgi
% chmod 705 tcadmin.cgi
% chmod 705 tclog.cgi
% chmod 604 gifcat.pl
tclog.txt, tcmtime.txt, tccomp.txt の3つの空ファイルを作る。

上で作った3つの .txt ファイルを、$basedir で指定したディレクトリ ( $basedir=”.”; の場合は上と同じディレクトリ。以下同様。) にFTPでアスキー転送する。パーミッションは全て606に設定する。
(telnetの場合)
% chmod 606 tclog.txt
% chmod 606 tcmtime.txt
% chmod 606 tccomp.txt

上と同じディレクトリに、ディレクトリ data、gif、lockdir を作る。パーミッションは全て707に設定する。
(telnetの場合)
% mkdir data
% mkdir gif
% mkdir lockdir
% chmod 707 data
% chmod 707 gif
% chmod 707 lockdir

ディレクトリ data に移動し、ディレクトリ all、day、today を作る。パーミッションは707にする。
(telnetの場合)
% cd data
% mkdir all
% mkdir day
% mkdir today
% chmod 707 all
% chmod 707 day
% chmod 707 today

ディレクトリ gif に移動し、ディレクトリ img を作る。パーミッションは707にする。
(telnetの場合)
% cd ../gif
% mkdir img
% chmod 707 img
ディレクトリimg中に、数字の画像ファイルをFTPでバイナリ転送する。数字のファイル名は、0.gif, 1.gif, ~, 9.gifとする。パーミッションを 604 にする。
(telnetの場合)
% cd img
% chmod 604 *.gif
 数字画像は HoloNet Home Page に山ほどあります。気に入ったのがなければ自分で作成してもよいでしょう。

※ GIFのタイプによっては正常に表示されない場合があります。詳しくは 画像が崩れる原因 を参照。自分で作成する場合はこちらの注意を良く読んでください。

ブラウザから tcount.cgi にアクセスしてみる。
 → 「パラメータが不正です」と表示されればOK。
   ※ 上のように表示されない場合、ブラウザでアクセスするを参照して問題を解決してください。
ブラウザから tcadmin.cgi にアクセスしてみる。
 → 管理用ページが表示されればOK。
以上でインストール完了です。

カウンターをつける

新しいカウンターの名前を決める。(ここでは例としてファイル名を count とする。)
※カウンターの名前には半角英語と半角数字の組み合わせ(top, link等)を使ってください。ハイフン(-)などの記号は使えません。

ディレクトリ data/all/ の下に count.txt という名前の空ファイルをFTPで送る。パーミッションを606にする。
(telnetの場合)
% chmod 606 data/all/count.txt

ディレクトリ data/day/ の下にも同じく、 count.txt という名前の空ファイルをFTPで送る。パーミッションを606にする。
(telnetの場合)
% chmod 606 data/day/count.txt

ディレクトリ data/today/ の下にも同じく、 count.txt という名前の空ファイルをFTPで送る。パーミッションを606にする。
(telnetの場合)
% chmod 606 data/day/count.txt

管理ページ(tcadmin.cgi)にアクセスし、「新しいカウンターを作成する」を選択。ファイル名(この場合はcount)、初期値を設定し、パスワードを入力して「作業実行」を押す。
 →「現在のカウント数の状況」に新しく作ったカウンターが追加されればOK。
現在のカウント数の状況のテストのマーク(■▲▼●)をそれぞれクリックする。

各マークを押した時の動作は以下の通り。(念のため全てについて確認して下さい。)
■ → 総合のカウント数
▲ → 総合のカウント数、1増加
▼ → 前日のカウント数
● → 今日のカウント数
※ 上手く行かなかったときはエラーメッセージが出るので、内容を読んで対処してください。
★ 総合のカウント数、1増加(▲)については、 $TZ の設定値に従います。カウンンアップしない場合は、一旦、IPアドレスチェックファイル(.data/all/[カウント名]_IP.txt)を削除してから、再度、実行して下さい。

ページの中のカウンターを表示したい場所に次のように書く。

あなたは
<IMG SRC="(tcount.cgiのURL)?count&1" WIDTH="80" HEIGHT="21">
人目の訪問者です。

※ URLは相対パス(../tcount.cgi等)でも絶対パス(http://~/tcount.cgi)でも構いません。以下同様。
※ WIDTHには (gifファイルの横幅)×桁数(標準では5桁)、HEIGHT は gifファイルの縦幅を書いて下さい。表示桁数を変える方法は後述。

ページの中の今日のカウント数を表示したい場所に次のように書く。

今日はこれまで
<IMG SRC="(tcount.cgiのURL)?count&&3&&today" WIDTH="48" HEIGHT="21">
人が訪れました。

※ ここでは例として3桁表示にしています。下も同様。

ページの中の前日のカウント数を表示したい場所に次のように書く。

昨日は
<IMG SRC="(tcount.cgiのURL)?count&&3&&day" WIDTH="48" HEIGHT="21">
人が訪れました。

ページを実際にサーバーにFTPしてみて、表示されるかどうか確かめる。リロードしたら数字が増えるかも確認する。

カウンターを追加する

新しいカウンターの名前を、前のものとは重複しないように決める。(先ほどが count だったので、ここでは count2 とする。)
あとは上のカウンターをつけると同様。count(.txt) だった部分を count2(.txt) に置き換えて下さい。
タグは以下のようになります。

<img src="(tcount.cgiのURL)?count2&1" width="80" height="21">

ディレクトリ構成図

ここまで作業した結果の全体のディレクトリ構造は次のようになります。($basedir=”.”; の場合)
※ カッコ内の数字はパーミッション。<~>はディレクトリ。

+ tcount.cgi (705)
+ tcadmin.cgi (705)
+ tclog.cgi (705)
+ gifcat.pl (604)
+ tclog.txt (606)
+ tccomp.txt (606)
+ tcmtime.txt (606)
+ <lockdir> (707)
+ <data> (707)
|     + <all> (707) ★(注)
|     |     + count.txt (606)
|     |     + count2.txt (606)
|     + <day> (707)
|     |     + count.txt (606)
|     |     + count2.txt(606)
|     + <today> (707)
|           + count.txt (606)
|           + count2.txt(606)
+ <gif> (707)
      + <img> (707)
            + 0.gif (604)
            + 1.gif (604)
            + ...
            + 9.gif (604)

★(注)アクセスが発生すると、count_IP.txt, count2_IP.txt, … が自動的に作られます。

使い方

■ パラメータの意味
 TcounTは、tcount.cgiのURLの後ろにパラメータを付けて、カウンタの動きを操作します。パラメータの指定の仕方は次の通り。

<IMG SRC="tcount.cgi?(1)&(2)&(3)&(4)&(5)">

(1) … カウンター名 (必須)
(2) … 数を増やす場合 → “1” (何も指定しない場合は増えない)
(3) … 表示するケタ数 (指定しない場合は5桁。表示しきれない場合は表示できるところまで増える)
(4) … 画像のディレクトリ名 (指定しない場合は “img”)
(5) … 今日→”today”、前日→”day” (何も指定しない場合は総合のカウント数)
途中のパラメータを跳ばしたい場合は、”tcount.cgi?test&&&&day” という具合に、 & を続けて書いて下さい。

● 表示桁数を変える
 表示桁数を指定するには、パラメータの三番目にその桁数を書いて下さい。
(例) 3桁にしたい場合

<img src="(tcount.cgiのURL)?count&1&3" width="48" height="21">

※ 何も指定しなかった場合は5桁になります。
※ 桁数を変更したら、それに合わせて width を変えるのを忘れないように。
※ 表示しきれない場合、表示しきれるとこまで桁数が増えます。(例えば、パラメータの三番目が3 になっているのに、カウント数が 2234 の場合は、4桁で表示されます。)

● 数字画像を変える
数字画像は好きなGIFファイルを使用することができます。
※ 通常のGIFを推奨します。動画GIF、透過GIFは表示が崩れる場合があります。詳しくは 画像が崩れる原因 を参照。

手順は以下の通り。

使いたいGIF画像を用意する。名前は 0.gif, 1.gif, … , 9.gifとしておく。
ディレクトリ gif の下に適当な名前のディレクトリをつくる。(例えば img2 等) パーミッションを 707 にする。
% cd gif
% mkdir img2
% chmod 707 img2
新しく作ったディレクトリ (ここではimg2)の下に、0.gif, 1.gif, … , 9.gifをFTPでバイナリ転送する。パーミッションを 604 にする。
% cd img2
% chmod 604 *.gif
パラメータの四番目に、そのディレクトリ名を指定する。
(例) ディレクトリ gif/img2/ の画像を使いたい場合(6桁表示)

<img src="(tcount.cgiのURL)?count&1&6&img2" width="96" height="21">

※ 何も指定しなかった場合は、img の下にある画像ファイルが使用されます。

● 前日のアクセス数を表示する
前日のアクセス数を表示させるには、パラメータの五番目にdayと書きます。
(例) (3桁表示、ディレクトリ gif/old/ の画像を使用)

<img src="(tcount.cgiのURL)?count&&3&old&day" width="48" height="21">

● 今日のアクセス数を表示する
今日のアクセス数を表示させるには、パラメータの五番目にtodayと書きます。
(例) (3桁表示、ディレクトリ gif/old/ の画像を使用)

<img src="(tcount.cgiのURL)?count&&3&old&today" width="48" height="21">

■ パラメータ指定例と実際の表示
 以下では プログラム(tcount.cgi) の位置を /cgi-bin/count/tcount.cgi と仮定します。別サーバーにある場合は http:// から始まる絶対パスで指定して下さい。

● 例1 (カウンター名:test1)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?test1&1" WIDTH="80" HEIGHT="21">

普通の設置方法です。パラメータを何も指定しない場合は、5桁表示、画像は gif/img/ のものを使用します。
※ 画像ファイルのサイズをWIDTH、HEIGHTで指定しておかないと、数字画像が読み込まれるまでそれより下のHTMLが表示されないので、必ず指定するようにしましょう。

● 例2 (カウンター名:test2、8桁表示)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?test2&1&8" WIDTH="128" HEIGHT="21">

8桁の場合は、パラメータの三番目を 8 にする。桁数に合わせて WIDTH を変更するのを忘れずに。

● 例3 (カウンター名:test3、5桁表示、gif/ball/ の画像を使用)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?test3&1&5&ball" WIDTH="120" HEIGHT="24">

画像を変えるには、パラ.メータの四番目に画像ファイルの入っているディレクトリ名を指定する。

● 例4 (カウンター名:test1、前日のアクセス数、3桁表示、gif/old/ の画像を使用)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?test1&&3&old&day" WIDTH="27" HEIGHT="13">

前日のアクセス数を表示するには、パラメータの五番目を day とする。ディレクトリ gif/old/ の小さめの数字画像を使用。

● 例5 (カウンター名:test1、今日のアクセス数、3桁表示、gif/old/ の画像を使用)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?test1&&3&old&today" WIDTH="27" HEIGHT="13">

今日のアクセス数を表示するには、パラメータの五番目を today とする。(Ver.4.10以降)

● 例6 (カウンター名:hidden、隠しカウンター)

<IMG SRC="/cgi-bin/count/tcount.cgi?hidden&1&&dmy" WIDTH="5" HEIGHT="5">

単色の小さなgif画像を作り、ディレクトリ gif/dmy/ に、1.gif, 2.gif, … , 9.gif という名前で入れておき (中身は全て同じ)、パラメータの四番目(使用する数字画像)に dmy を指定する。表面的にはカウンターに見えませんが、管理ページや統計にはカウント数が記録されます。

■ 日別カウントログを見る
 日別統計は tclog.cgi にアクセスすることによって見ることができます。見方は次の通り。
YY/MM/DD [NAME1]DAY(ALL) [NAME2]DAY(ALL) …
YY/MM/DD [NAME1]DAY(ALL) [NAME2]DAY(ALL) …
YY/MM/DD [NAME1]DAY(ALL) [NAME2]DAY(ALL) …

YY/MM/DD日付
NAMEファイル名
DAY一日のカウント数
ALLその日までのカウント数

■ カウント数を修正する
 管理ページ (tcadmin.cgi) へ行き、「カウンターを修正する」を選択。ファイル名、修正値、パスワードを入力して「作業実行」を押して下さい。

■ カウンターを削除する
 管理ページ (tcadmin.cgi) へ行き、「カウンターを削除する」を選択し、ファイル名、パスワードを入力して「作業実行」を押して下さい。
※ ファイルの削除は手作業で行なう必要があります。data/all/、data/day/、data/today/ の <カウンター名>.txt を消去して下さい。

■ 日別カウントログをクリアする
 カウンターのログは放っておくとどんどん溜っていくので、適時ログをクリアしてください。
管理ページ (tcadmin.cgi) へ行く。
「カウンターログをクリアする」を選択する。
パスワードを入力して「作業実行」を押す。
 → 「カウンターログをクリアしました」と表示されればOK。

Note…

■ 画像が崩れる原因
 TcounTは各自で作成したGIF画像も使用できますが、ファイルによって表示が崩れることがあるようです。GIF連結部分は汎用ライブラリを使用しています。私がその内容を理解していないため対応することができません。統計的には以下のような画像は上手く行かない場合が多いようです。

・動画GIF(アニメーションGIF) … 動かない、表示されない等の症状が出ます。
・透過指定色が違う透過GIF … 統一されていないと、透過しない、色が崩れる等の症状が出ます。
・パレットが違うGIF … パレットを統一しないと、色が崩れる症状が出ます。

自分で作成する際は、上記のような画像は作らないようにしてください。( HoloNet Home Page の画像は殆どが正常に表示されます。自作なさりたい方はパレットの使い方などを参考にしてください。)
★ こちらのページでもGIF画像が取得できます 👉 Digit Mania

※ しかし、上の原因がどれも当てはまらなくても表示が崩れる場合もあります。使ってみて崩れたら、諦めて別の画像にした方が早いです。

■ TcounT 管理用ページについて
「TcounT 4」の管理用ページは、Googleインデックスなどに登録されてしまうと、ファイル名やアクセスログなど、ユーザーに見られるのは好ましくない情報も含まれます。
T-Count Ver.5.03 では、情報の閲覧に際し、パスワードでアクセスが制限されるようになっていますが、TcounT 4 では情報が丸見えになっています。
そのため、管理用ページが検索エンジンにインデックスされないよう、robots.txt などで以下のようにアクセス制限を設けることを推奨します。

User-agent: *
Disallow: /*.cgi$  # 全てのページでcgiプログラムのインデックス登録を拒否
Allow: /cgi-bin/abc/abc.cgi  # abc.cgiのインデックス登録を許可
 または
User-agent: *
Disallow: /cgi-bin/TCount/  # TCountディレクトリのインデックス登録を拒否

プログラム利用規定・免責事項

このソースは、フリーウェアの再配布(改造版)の位置づけとさせて頂きますが、ライセンス規定は、配布元の「TcounT 4」* ならびに「gifcat.pl」に帰属します。
なお、ご利用の結果、いかなる損害に対しても当方は一切の責任を負いませんし、サポートも一切お受けしません。(但し、バグ報告は受け付けます)

以上の事を予めご承知の上でご利用願いますが、このプログラムの利用にあたって、ご一報頂けると嬉しく思います。

* 残念ながら、現在のところ「TcounT 4」の配布元は消滅しています。

TcounT 5 復刻版 T-Count Ver.5.03+ のリリース

「TcounT 4」の後継バージョン「TcounT 5」を二重カウント防止機能を追加してリメイクし、復刻版として T-Count 5 Ver.5.03+ を公開しました。詳細は、以下の記事をご覧ください。

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