2025年問題に直面し劣化した昔のビデオテープ(フィリピン旅行)をDVDダビングし、mp4へデジタル変換

update 最終更新日:2025年1月12日 at 1:46 PM

2025年は、昭和から平成にかけて広く使われたVHSテープの映像が見られなくなる「ビデオテープの2025年問題」が指摘される年とされています。
VHSの再生用ビデオデッキの生産終了から8年。 最後に販売されたテープもやがて耐用年数を迎え、視聴環境が失われる恐れがあります。

ビデオテープは、長期間保存すると劣化しやすく、特にデジタル化が進んだ現代では、ビデオテープを再生する機器や技術が少なくなってきています。そのため、ビデオテープに保存された映像や音声を将来的にアクセスできなくなる可能性もあります。

この問題に対処するためには、ビデオテープのデジタル化や他の保存方法への移行が必要です。もしビデオテープに保存された重要な映像や音声がある場合は、早めにデジタル化を検討することをお勧めします。

私の自宅マンションには、2000年代に Canon のデジタルビデオカメラ FV2(ヤフオクで売却済み)で録画しVHSビデオへダビングしたテープが2本「フィリピン旅行(2002年)、享年の母(2003年)」残されています。
先日、これらのテープを再生させたところ、ビデオテープの経年劣化の影響で数か所の不具合を確認しました。

そこで、これ以上のテープ劣化を防ぐため、大切なビデオテープだけをデジタル化して残すことにしました。
以下の例では、フィリピン旅行(2002年)のVHSテープをデジタル化したものです。

デジタル化の手順としては、先ず、 HITACHI のビデオレコーダーからVHSビデオを再生し、Panasonic の Blu-ray レコーダーで取り込んでデジタル保存してから、DVD へダビングします。

次に、PCにインストールした有料の Blu-ray リッピングアプリ「Leawo Prof.Media 13」から DVD のビデオデータを読み取り、mp4 動画へデジタル変換します。

作成した mp4 動画は、必要に応じて、YouTube へアップロード(限定公開)して残すこともできます。

VHS ビデオテープから DVD へダビング

VHSテープ「フィリピン旅行(2002年)」をHITACHI のビデオレコーダで再生し、Panasonic の Blu-rayレコーダー(RCA端子からビデオ信号を受信)でビデオデータを作成してから、DVDダビングを実行します。

DVD から mp4 へデジタル変換

Windows 11 のPC(DELL Latitude3510)において、Blu-ray リッピングアプリ「Leawo Prof.Media 13」を使って、DVD から mp4 へデジタル変換します。
なお、PCに接続したBlu-rayドライブは、ロジテック社の LBD-PUC6U3V です。このドライブは、1000年間保存可能とされる「M-DISC DVD」と100GB保存可能な「BDXL」に対応します。

mp4 動画の再生

作成した mp4 動画をPCで再生します。以下のギャラリーは、そのビデオクリップです。

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