花粉症との闘いは、アレルシャットとフェキソフェナジン錠で対抗

update 最終更新日:2023年4月2日 at 11:45 PM

日本人の二人に一人が発症するという花粉症。アレルギー体質の私にとって、毎年2月から4月にかけては、とても辛い季節です。
以下のグラフは、大正製薬のサイトからの引用となりますが、関東エリアの花粉カレンダーです。
このカレンダーによりますと、本ブログの執筆時点である4月上旬は、まだまだスギ花粉が飛来しているようです。どうやら、5月下旬くらいまでは花粉症に悩まされるのかもしれません。

花粉カレンダー(関東エリア)
花粉カレンダー(関東エリア)

東京を含む関東エリアは、ビルが立ち並び、自然が少ないイメージがありますが、実は日本の中でも様々な花粉が大量に飛ぶエリアです。東京23区には多摩地域から大量のスギ花粉が飛来し、2月から4月まで約3カ月間も飛散のピークが続きます。ヒノキの花粉も多く、こちらのピークは3月から5月半ばと、やはり他のエリアよりも長く続きます。関東エリアは草の花粉も他のエリアよりも多く、しかも長い期間飛散します。

花粉症への対処を怠っていると、症状が更に悪化する場合もあるため、私は以下のような対策を講じています。

  • フェキソフェナジン錠の服用
    商品名「アレグラ」に代表されるヒスタミンH1受容体拮抗薬で、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴う瘙痒に用いられる。
  • アレルシャットでの処方
    鼻の入口付近に専用クリームを付着させ、花粉を鼻でブロック
  • 換気口の目張り
    部屋への花粉の侵入を防ぐため、アルミサッシや壁の換気口をフィルターで目張り
  • マスクの着用
    コロナ渦が過ぎ、外ではマスク着用の義務が解除されましたが、花粉症の季節において、外出時にはなるべくマスクを着用するのが良いでしょう。

それぞれの対処法の詳細は、以下の通りです。

フェキソフェナジン錠の服用

フェキソフェナジン錠(フェキソフェナジン塩酸塩)は、商品名「アレグラ」に代表されるヒスタミンH1受容体拮抗薬であり、成人(15歳以上)だと 1日に 2回の服用です。掲記の写真は、ジェネリック医薬品であり、有効成分はアレグラと同等です。
なお、以前に1日に1回の服用で済む、第二世代抗ヒスタミン薬のアレジオン(有効成分エピナスチン塩酸塩)も試したことがあるのですが、私にはあまり効果が無かったので、それ以降、アレグラ系の医薬品を選択しています。
アレグラ系のフェキソフェナジン錠は、眠くなりにくいとされていますが、実際のところは、服用すると副作用で若干眠くなります。

アレルシャットでの処方

アレルシャットとは、フマキラーとドイツの DR.THEISS 社により共同開発された商品名です。
専用のクリームを鼻の入口付近に付着させ、花粉を鼻でブロックします。
クリームの高密度フィルター効果で、花粉や PM2.5、黄砂、ハウスダストの吸入を防止します。
このクリーム(内容成分:精製長鎖炭化水素)は、香料、着色料、保存料を一切使用しておらず、身体に無害なので安心して使用できます。
使い方は、左右の鼻の穴(入口から約1cmまで)に対して、それぞれ約1cmのクリームを綿棒または指先に取り、まんべんなく塗ります。
効果は約4時間持続しますが、私の場合は花粉症の症状が酷くて眠れそうにない時に使用しています。

アルミサッシ窓の換気口と壁の通気口への目張り

自宅マンションにおいて、部屋の中へ花粉や PM2.5、黄砂、海砂(立地が湘南地域なので)が侵入するのを防ぐため、アルミサッシの換気口と壁の通気口をフィルターで目張りしました。
フィルターを約3か月間放置したところ、海砂などでフィルターが大分汚れたようなので、また張り替える予定です。
なお、一番注意しなければいけない事で、なかなかできない事なのですが、帰宅した際、玄関ドアを開ける前に洋服や頭髪に付着した花粉を良く落としてから入室するのがベストらしいです。

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