senris.com サイト統計情報の詳細を WP SlimStat Analytics にて実装

update 最終更新日:2024年11月11日 at 8:39 PM

ユーザー閲覧を可能とするサイト統計情報の詳細を WordPressプラグイン「SlimStat Analytics」のショートコード機能を利用し実装しました。

SlimStat Analytics とは、WordPress向けの無料の分析プラグインです。このプラグインは、サイトのトラフィックやユーザー行動を追跡し、詳細なレポートを提供します。以下は SlimStat Analytics の主な機能です。

  1. トラフィック分析: サイト訪問者の数、ページビュー、滞在時間などを追跡します。
  2. ユーザー行動の追跡: ユーザーがどのページを訪れたか、どのリンクをクリックしたかを記録します。
  3. レポート生成: グラフやチャートを使って、データを視覚的に表示します。
  4. カスタマイズ: レポートの内容や表示方法をカスタマイズできます。
  5. SEO分析: キーワードや検索エンジンからのトラフィックを追跡します。

このプラグインは、特に小規模なサイトや個人ブログに適しています。設定も簡単で、初心者でも簡単に使い始めることができます。
プラグインの詳細な機能は、以下の通りです(プラグイン公式サイトからの引用 – Version 5.2.8)。

・リアルタイムアクセスログ: サーバーのレイテンシーの測定、ページ イベントの追跡、直帰率の監視などを行います。
・ショートコード: レポートをウィジェット内、または投稿やページ内に直接表示します。
・GDPR: GDPR ヨーロッパ法に完全準拠しています。cookiebot.com であなたのウェブサイトをテストすることができます。
・フィルター: ユーザーの役割、一般的なボット、IP サブネット、管理ページ、国など、さまざまな基準に基づいて、統計収集からユーザーを除外します。
・Excel にエクスポート: レポートを CSV ファイルとしてダウンロードしたり、ユーザー ヒートマップを生成したり、メールボックスに毎日メールを受け取ったりできます (Pro 経由)。
・キャッシュ: W3 Total Cache、WP SuperCache、CloudFlare、およびほとんどのキャッシュプラグインと互換性があります。
・プライバシー: ユーザーのプライバシーを保護するためのハッシュ IP アドレス。
・ジオロケーション: 都市や国、ブラウザの種類、オペレーティングシステム (MaxMind と Browscap の提供) によって訪問者を識別します。
・世界地図: 訪問者がどこから来ているのか、モバイル端末上でも見ることができます (amMap 提供) 。

サイトの統計情報

SlimStat が集計したサイトの統計情報は、左側のウィジェットエリア「サイト統計情報」の中にあるリンク ‘≫詳細’ をクリックすることで表示されます。

senris.com サイト統計情報

サイト統計情報の詳細リンクから表示される「senris.com サイト統計情報」のスクリーンサンプルを以下のギャラリーに示します。なお、これらの統計情報は、開示可能な SlimStat Analytics の一部の情報となります。

SlimStat Analytics のショートコードでの実装方法

SlimStat Analytics の統計情報は、プラグインのダッシュボードから管理者が閲覧できますが、ウィジェットの挿入や固定ページなどへのショートコードの貼り付けでユーザー閲覧が可能となります。
以下の例は、ショートコードの貼り付けでの実装方法を示します。

Slimstat ショートコードの構造

一般的な Slimstat ショートコードは次のようになります。

[slimstat f='criteria' w='dimension|widget_id' s='separator' o='offset']condition[/slimstat]

f:実行する機能(カウント、上位アイテム、ウィジェットの表示など)。
w: データディメンションまたはウィジェット ID を指定します。
s: リストの区切り記号 (オプション、デフォルトは空)。
o: カウンターのオフセット (オプション)。

ショートコードの記述方法の詳細は、SlimStat のチュートリアルページ WP Slimstatショートコードをマスターする を参照して下さい。

SlimStat 個別データ表示のショートコード

以下のコードは、ウィジェットエリア内のテキストウィジェットに貼り付けた SlimStat の統計情報「サイト統計情報【本日 / 昨日】」の個別データを表示させるためのショートコードの記述例です。

訪問者数: [slimstat f='count' w='ip']strtotime equals today[/slimstat] / [slimstat f='count' w='ip']strtotime equals yesterday[/slimstat] ([slimstat f='count' w='ip']strtotime equals now &&& interval_minutes equals -5[/slimstat] オンライン)
ページビュー数: [slimstat f='count' w='id']strtotime equals today[/slimstat] / [slimstat f='count' w='id']strtotime equals yesterday[/slimstat]

SlimStat ウィジェット表示のショートコード

以下のコードは、固定ページ内に貼り付けた SlimStat の統計情報のウィジェットを表示させるためのショートコードの記述例です。

[slimstat f='widget' w='slim_p1_01'][/slimstat]

上記のウィジェット ID ‘slim_p1_01’ は、以下の例のように SlimStat Analytics の管理ページ内の「?」マークにマウスオーバーさせれば確認できます。

なお、更なる使用例については、SlimStat のチュートリアルページ WP Slimstatで頻繁に使用されるショートコードの例 を参照して下さい。

Google アナリティクス4 (GA4) について

SlimStat は、あくまでも簡易的なアクセス解析プラグインであるため、解析結果の一部に不正確な情報があることを確認しています。特に、訪問者の国別集計とブラウザの種類の解析結果には誤りがあるようです。
当サイトにおいて、アクセス解析はコアサーバー提供のアクセス解析プログラムならびに、当方が perl で開発したアクセス解析プログラムに加えて、Google アナリティクス4 (GA4) などによる正確なアクセス解析も同時に稼働させております。
参考のため、以下のギャラリーには、GA4 によるアクセス解析のスクリーン(2024年11月10日 時点)を掲示します。

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