最終更新日:2023年9月1日 at 1:36 PM
ジャストシステムが開発・販売しているホームページビルダー(hpb)ですが、やっと3年半ぶりに V22 へバージョンアップし、hpb22 が発売されました。
ホームページビルダーは、V3.0(日本IBMが開発)の時代から使っていたのですが、ジャストシステムへ移管後、V17 で WordPress に対応してから、方向性の面で迷走状態が続いているような気がします。
V20(2016年10月7日)以来、沈黙したままだったので、もう開発を止めたのかと思っておりました。
さて、本題です。ホームページビルダーで提供されている WordPress 機能ですが、初心者の方がとりあえず WordPress を弄ってみたいという方なら良いのかもしれませんが、本格的に WordPress のサイトを構築し継続して運営したいという方でしたら、ホームページビルダーはお勧めしません。
何故ならば、ジャストシステムがあまりにもやる気が無いからです。
実際のところ、hpb22 へバージョンアップされたにも拘わらず、以下のプラグインページに示す通り、WordPress のダッシュボードプラグイン hpb Dashboard は、5年前のまま更新がされていないという現状なのです。
ここ5年の間で、WordPress の継続的なバージョンアップ、Google 検索の SEO 規格変更、Facebook の OGP 仕様変更、ソーシャルボタンのスクリプト仕様変更、SSL化対応、Google アナリスティクスの仕様変更など、常に技術変化が起きており、それに伴い WordPress プラグインへの対応も求められています。
しかしながら、ジャストシステム製の WordPress プラグインに対し、何のメンテナンスも行われていないという事は、WordPress 機能に関しては、開発を外部業者へ丸投げした後、ジャストシステムの開発責任者が WordPress のシステムの内容を何も把握できないまま、そのまま放置という事でないかと思います。
当時は、ホームページビルダーのテーマを活用し容易に WordPress サイトが作れて良かったと思うのですが、今となっては、hpb で構築したのが仇になっています。
本記事では、この問題を周知するため、放置されたままになっているジャストシステム提供のWordPress のダッシュボードプラグイン「hpb Dashboard」についての問題個所を挙げ、その対処方法などについて、以下に備忘録として纏めました。
ぱんくずリストが非互換
「パンくずリスト」という名前は、グリム童話 ヘンゼルとグレーテル において、主人公が森で迷子にならないように通り道にパンくずを置いていった、というエピソードに由来します。
ホームページビルダーでは、Google のサポートが終了した「ぱんくずリスト data-vocabulary.org スキーマ」が使用されています。
この「ぱんくずリスト」の構造化データは、Google などの検索エンジンのデータベースに収集されているため、SEO においては重要なデータとされます。
当方では、プラグイン「Markup (JSON-LD) structured in schema.org」を導入し、Google が推奨する構造化データ JSON-LD+schema.org への移行を完了しました。
但し、ホームページビルダーのテーマのプログラムの「header.php」から呼び出されるパンくずリスト生成プログラム「breadcrumb.php」の修正は必要です。
詳しくは、以下のブログを参照してください。
2022.07.27 更新
本日、hpb22 の breadcrumb.php をチェックしたところ、ぱんくずリストのスキーマが “data-vocabulary.org” から “schema.org” に変更されていました。
よって、 hpb22 の breadcrumb.php にプログラムを入れ替えました。このプログラムは、 hpb20 でも使用可能なようです。
WordPress の API 権限設定が非互換
ホームページビルダーのダッシュボードのプラグイン「hpbtools.php」に WordPress の API「add_submenu_page()」に非互換の記述があります。
詳しくは、以下のブログを参照してください。
ソーシャルボタンと SSL化問題
Facebook の OGP タグ出力のコードが古く、”og:image” タグが最新の Facebook の規約に対応していない。
HPB より提供されたダッシュボード・プラグインのモジュー ル ”social_buttons.php@hpbtool” において、OGP タグ出力のコードが古く、”og:image” タグが最新の Facebook の規約(”App ID”は必須プロパティ、最小画像サイズは200×200ピクセル)に対応していなかったので、修正を行いました。
詳しくは、以下のブログを参照してください。
Facebook「いいね!ボタン」のスクリプトが非互換
Facebook「いいね!ボタン」の最新スクリプトはバージョン 9.0 ですが、テーマのプラグイン「hpb Dashboard(”hpbtool”)」からコールされるプログラム ”social_buttons.php” に記述された Java スクリプトは、バージョン 1.0 のままです。
当方では、この部分を最新バージョンの 9.0 の記述に変更し、SSL化にも対応させました。また、その他ソーシャルボタンの記述も SSL に対応していないため、修正が必要です。
なお、以下の記事で後述していますが、hpb Dashboard のプラグインは、PHP の拡張クラス「xmlreader」がインストールされていないと動作しません。hpb22 の WordPress 機能を使用するにあたって、どの PHP のバージョンが xmlreader をサポートしているのかの確認が必要です。
詳しくは、以下のブログを参照してください。
その他の非互換問題
WordPress 5.5 での非互換問題
WordPress 5.5 でのリリースにより、旧バージョンの jQuery をサポートする jQuery Migrate が廃止となりました。
引き続き、旧 API が使われているプラグインを利用するためには、プラグイン「Enable jQuery Migrate Helper」をインストールし有効化することで解決しますが、非推奨の API を使用しているプラグインに対しては、警告メッセージが表示されるため、極力修正が望まれます。
この件に関しては、以下のリンクに示す通り、ホームページビルダーの SEO プラグイン「hpbseo」で問題個所を発見しました。
当方では、その個所を修正した後、開発元の Allegro Marketing へ修正を依頼した結果、対応して頂きましたので、この問題は解決済みとなっております。
2022.07.27 更新
hpbseo ですが、その後、新たな jQuery 3.x 非互換の記述が見つかりました。
プラグインは未だ対応しておりませんので、修正内容の詳細については、上記のリンクをご参照下さい。
なお、このプラグインは、依然として問題を抱えており、WordPress 6.0 以降において、クラシックエディタなど、他プラグインとの干渉で正常に動作しなくなっております。
よって、現時点では、このプラグインを使用する事はお勧めしません。Yoast SEO, All in One SEO, Squirrly SEO など、他の SEO プラグインの使用を検討しても良いのかと思います。
但し、これらのプラグインを使用する場合は、hpb22 が出力する OGP Metaタグとの重複を避けるため、それぞれ以下のように オープングラフ Metaデータの出力を抑制する設定にする必要があります。
* All in One SEO : フェイスブックの一般設定 ⇒ オープングラフマークアップを無効に設定
* Yoast SEO: Facebook 設定 ⇒ Open Graph メタデータを無効
* Squirrly SEO : Open Graph の出力制御 ⇒ Deactivate
2022.7.29 追記
テストの結果、以下の jQuery 系のプラグインと競合することが判明しました。
- Code Syntax Block
- Highlighting Code Block
- Easy FancyBox
WordPress 6.0 において、基本的に jQuery 系のプラグインを入れると、hpbseo は動かなくなります。
2022.08.01 追記
以下の通り、 Yoast SEO の導入により、プラグイン「Markup (JSON-LD) structured in schema.org」ならびに「hpb seo plugin for WordPress」, 「Google XML Sitemaps」は不要となったため、アンインストールしました。
また、パンくずリスト生成プログラムは、 hpb22 の breadcrumb.php に入れ替えました。hpb20 でも問題なく使用できます。
カスタム投稿でブロックエディタが使えなくなった問題
WordPress 5.0 よりリリースされたブロックエディタ(Gutenberg)は、何もしない限り、カスタム投稿には対応していません。
これは、以下のリンクに示す通り、テーマのプログラム「functions.php」に記述された2つの関数を修正する事により、ブロックエディタでの編集が可能となります。
もし、ジャストシステムにやる気があるのなら、テーマのプログラムで対応すれば良いのでしょうが、多分、やらないでしょう!
2022.08.11 訂正
昨日、hpb22 を使って実験したところ、特定のテーマでは、上記と同じ方法で対応したようですが、対応していないテーマもあります。相変わらず、バグは直っていませんけど。😏
2022.07.28 追記
カスタム投稿で入力した投稿の抜粋が OGP の meta タグに反映されていない事が判明し、本日、上記の functions.php を修正しました。なお、 hpb22 では未だ対応できていません。
2020.10.08 追記
Google アナリスティクスのグローバル サイトタグ(gtag.js)に対応していない
HPB より提供されたダッシュボード・プラグインのモジュール ”google_analytics.php” が Google アナリスティクスで提供された最新のウェブサイトのトラッキングコードである「グローバル サイトタグ(gtag.js)」に対応していません。
これは、以下のようにプログラムの108行以降を修正すれば対応します。
* 旧コード
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', '<?php echo $hpb_tracking_id; ?>', 'auto');
ga('send', 'pageview');
</script>
↓
* 新コード
<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=<?php echo $hpb_tracking_id; ?>"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', '<?php echo $hpb_tracking_id; ?>');
</script>
2022.06.14 更新
Google アナリティクス 4 に非対応
Google から発表があり、従来のユニバーサルアナリティクスのデータ取得が2023年7月1日をもって終了することが明らかになりました。
既に、2020年10月 にユニバーサルアナリティクスの後継となる Google アナリティクス4 が正式公開されています。
従来のユニバーサル アナリスティクス プロパティに代わる次世代の Google アナリティクスとなる「Google アナリティクス 4 プロパティ」に対応させるため、Google アナリティクスのトラッキング ID(UA-◆◆◆◆◆)を GA4 形式の 測定ID (G-◆◆◆◆◆)に変更する事が可能になりました。その場合でも、掲記の「グローバル サイトタグ(gtag.js)」を変更する必要はありません。
2022.08.02 追記
Google アナリティクス4の GA4タグ の配置は、 Google が提供する WordPress のプラグイン Site Kit by Google をインストールして設置することも可能です。但し、テーマのプログラムで、既に GA4 タグ が設置されている場合、タグの重複設置を避けるため Site Kit では GA4 プロパティ の選択のみにします。
2023.04.13 追記
hpb のダッシュボード プラグイン HPB Dashboard (旧バージョン 1.3.1)は、wordpress.org からのダウンロードと更新はできなくなっています。このプラグインの更新は、ジャストシステムより hpb22 を購入し、WordPress がインストールされたサーバーへアップロードした時のみに取得できるようになっています。しかし、当方で検証した結果、体験版の hpb22 からも HPB Dashboard が入手できました。
なお、hpb22 版の HPB Dashboard (新バージョン 1.4.1)については、GA4 タグに対応している事を確認しています。また、サービスを終えた Google+ のソーシャルボタンは削除されていますが、他のソーシャルボタンの SSL化 には未だ対応できていません。
なお、新バージョンの HPB Dashboard プラグイン(バージョン 1.4.1)は、WordPress で管理されなくなった関係もありますが、相変わらず WordPress のサイトヘルスステータスでは、以下のセキュリティの脆弱性に関するアラート(クロスサイト スクリプティング攻撃)が WordPress のダッシュボードに表示されます。
HPB Dashboard <= 1.3.1 – Admin+ Stored Cross Site Scripting
NVD – CVE-2022-1542 (nist.gov)
ジャストシステムへの問合せと回答
本件に関しては、プラグインページのサポートスレッドに報告していますが、何の反応も無いため、唯一、メールでの問合せができるホームページ・ビルダー サービスの窓口へ報告しておきました。
そのメールの内容と回答が以下です。
結果は、テンプレートの回答が返って来ただけでした。
どうせ、担当者は問合せ内容の意味も分からないだろうし、折角教えてあげたのに、結局は時間の無駄でした。そして、報告内容が上層部へエスカレーションされる事も無いでしょうね。😓
[HPB] お問い合わせにつきまして JS:26360807
HPBSお問い合わせ窓口 hpbs-support@justsystems.com
宛先 admin@senris.com
三浦 様
いつも弊社製品をご利用いただき、ありがとうございます。
お問い合わせの件につきましてご連絡申し上げます。
■お問い合わせ内容
いつもお世話になっております。
御社のホームページビルダー(HPB20)でWordPreesを使用しておりますが、そのWeb上のダッシュボードのプラグイン( https://wordpress.org/support/plugin/hpbtool )が最新のWordPressとの互換性が無くなっております。
当方では、既に対応済みですが、御社では未対応であるため、一応、以下のWordPressフォーラムに対応内容を報告しておきますので、宜しくお願い致します。
https://wordpress.org/support/topic/incompatible-with-the-latest-versions-of-wordpress-and-google-social-buttons-2/
以上
■回答
お問い合わせの件につきまして、ホームページ・ビルダー20 はサポート対象外で御座いますが、ご丁寧に情報提供頂き有難う御座います。
また、当窓口はホームページ・ビルダー サービスのメールサポート窓口となっております。大変申し訳ございませんが、ホームページ・ビルダー製品の操作に関しましてはメールでのサポートを行っておらず、お客様よりお電話をいただき対応させていただいております。
お手数ではございますが、ホームページ・ビルダー製品の操作につきましてはお電話でお問い合わせいただくか、あるいは、FAQ のご利用をご検討くださいますようお願い申し上げます。
■ホームページ・ビルダー サポートのお問い合わせ電話番号
03-5324-7606(東京)
06-6886-5035(大阪)
営業時間 月~金曜日9:30-18:00
(土・日・祝日・弊社特別休業日を除きます。)
※ホームページ・ビルダー サービスはレンタルサーバーのサービスでございましてホームページ・ビルダーというソフトウェアとは別のサービスとなっております。
※現在はホームページ・ビルダー21/22がサポート対象製品となっております。
■FAQ
▼HPB22
https://support.justsystems.com/jp/severally/detail1613.html
▼HPB21
https://support.justsystems.com/jp/severally/detail1542.html
ご期待にそえない部分があり恐縮ではございますが、以上、ご連絡とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
株式会社ジャストシステムホームページ・ビルダー サービス
サポート担当 XX
2021.07.28 追記
WordPressのバージョン5.7 以降への対応
WordPress 5.0 から採用されたブロックエディタ ( Gutenberg ) に関する問題です。
WordPress 5.6 では「Gutenbergプラグインver9.2」でしたが WordPress 5.7 では以下の「Gutenbergプラグイン(ver9.9)」が組み込まれました。
よって、WordPress 5.7 以降のブロックエディタでは、カバーブロックにパディングを設定できる機能(パディングコントロール)が追加されました。この機能は、カバーブロックのタイトル文字幅の調整に役立ちます。
但し、この機能はデフォルトで無効となっているため、パディングコントロールを利用する場合は、以下のように、 テーマの functions.php に以下のコードを追加 し、サポートを宣言する必要があります。
/* ブロックエディタでパディングコントロールをサポート
---------------------------------------------------------------- */
add_theme_support( 'custom-spacing' );
WordPress 5.8 のブロックエディタでは、 Gutenberg 11.1 がリリースされ、特定の投稿やページにブロックテンプレートを作成・編集できる機能が追加されました。この機能は、テンプレートエディタにて利用できますが、デフォルトでテンプレートエディタは無効になっているため、テーマのfunctions.phpに以下のコードを追加する事で有効化できます。
/* ブロックエディタでテンプレートエディタをサポート
---------------------------------------------------------------- */
add_theme_support( 'block-templates' );
2022.07.22 追記
管理画面でカスタム投稿のカテゴリーが表示されないバグを発見 (functions.php)
WordPress 管理画面でカスタム投稿の一覧において、カテゴリーが表示されません。プログラムを解析したところ、これはプログラムの単純なバグです。hpb22 でも直っていない事を確認しました。
以下のように修正すれば、カテゴリーが表示されるようになります。
/* 管理画面一覧にギャラリーのカテゴリを表示 */
function manage_gallery_columns( $columns ) {
$columns['fcategory'] = 'ギャラリーのカテゴリー';
return $columns;
}
上記は、カテゴリーが ‘gallery_category’ の場合です。この場合、以下のように修正します。
/* 管理画面一覧にギャラリーのカテゴリを表示 */
function manage_gallery_columns( $columns ) {
// $columns['fcategory'] = 'ギャラリーのカテゴリー';
$columns['gallery_category'] = 'ギャラリーのカテゴリー';
return $columns;
}
追記 – 2023.01.30
HPB のダッシュボードやプラグイン、テーマ関する不具合や改善方法等については、以下の記事も併せてご覧ください。
初めまして、ネット名まっさんと名乗っております。
私の処ではHPB21でアップロードしたサイトのダッシュボードに何もメニューが表示されなくなり、ページ更新もできなくなってしまい大変困っていましてこちらのページに到達しました。
Senriさんのような方がジャストシステムに在籍していれば私たちがこんなに時間を無駄にすることもなくなるんでしょうね。
ジャストシステムのサポートが当てにならないことは確信していますので、更新は諦めて静的ホームページにWordPressを組み込んだものに作り替える方針です。
お客様にはそれまで待ってもらうしかなさそうで辛いです。
まっさん様
はじめまして。コメントありがとうございます。
今後、WordPressのサイトを構築されるご予定がありましたら、以下のリンクを参考に、利用目的に合いそうな有料、若しくは無料のテーマをご利用されることをお勧めします。
現在、ジャストシステムのWordPressテーマは殆どメンテナンスがされていませんので、それを利用するには自身での継続的なメンテナンスを強いられ、それは大きな負担となります。
【2022年】いま、最もおすすめのWordPressブログテーマランキング TOP10
http://bit.ly/3Y9YBbN
P.S.
HPBのダッシュボードが表示されなくなるトラブルですが、PHPのバージョンアップなどで、xmlreaderモジュールが非サポートになった等の原因が考えられます。とりありず、WordPressをデバックモードで動作させ、ログを確認されると良いでしょう。
なお、xmlreaderに起因する場合は、PHPのバージョンをダウングレード(または、サーバーにxmlreaderをインストール →*参考記事)するか、若しくは、モジュール hpbtools.php 内の関数 ‘hpb_install_seo_plugin()’ で ‘XMLReader()’ を使用しないロジックでプログラム修正を行えば解決します。
ちなみに、プログラムを解読したところ、実は「xmlreader」は hpbseoプラグインのバージョン確認のためだけに使用されているようなので、xmlreader を使用せずに、関数 ‘simplexml_load_string()’ への代替など、他の方法でも実現できます。
【*参考記事】
CoreServer(V1)のFastCgi版 PHP 7.4/8.0 に拡張モジュール XMLReader をインストールし、WordPressの hpb Dashboard プラグインを利用可能にした
https://senris.com/php74/